ライオン、使用済みハブラシ由来の再生板材を初展示へ 実用化と事業性を検証
ライオン株式会社は、2015年から取り組んでいる使用済みハブラシの回収・リサイクル活動から生まれた再生素材を活用した板材を初展示し、実用化に向けた取り組みを進めます。あわせて、2026年10月14日(水)〜16日(金)に開催される展示イベント「REMARE Plastic SUMMIT 2026 Exhibition」に協賛・出展し、ハブラシ由来の再生板材および活用プロダクトを披露します。これまでノベルティなどにとどまっていた再生素材について、建築やインテリア、店舗什器などにおける市場性とB2Bでの事業性を検証する方針です。
ライオン株式会社(代表取締役兼社長執行役員:竹森 征之)は、使用済みハブラシの回収・リサイクル活動から生まれた再生素材を活用した板材の実用化を目指しています。
本取り組みを通じて、建築・インテリア・店舗什器等における市場性とB2Bでの事業性を検証し、1社・1取り組みにとどまらない「ハブラシリサイクルの社会実装」に向けた基盤をつくり、事業性を追求するとしています。
回収拠点は全国1,724ヵ所、累計回収量は33.5トンに拡大
同社は循環型社会への貢献などを目的に、2015年より使用済みハブラシの回収・リサイクル活動を開始しました。自治体、学校、企業、生活者との連携を進めた結果、回収拠点は全国1,724ヵ所に拡大し、累計回収量は33.5トン(約268万本、2026年5月時点)に達しています。
一方で、社会全体におけるハブラシの回収・再資源化は発展途上にあるとし、特定の啓発活動やCSRにとどめず、社会の習慣やインフラとして定着させることが求められていると説明しています。そのためには、自治体や団体の参画に加え、回収されたプラスチック資源が建築資材やプロダクトなどのマテリアルシートとして社会で活かされ続ける「出口(=市場性)」の創出が不可欠であるとしています。


展示イベント「REMARE Plastic SUMMIT 2026」への協賛・出展
多様なパートナーとの共創による持続可能な資源循環モデルの構築に向け、事業性を追求する取り組みの一環として、REMARE社が関わる展示イベントへの出展が行われます。REMARE社は、プラスチックごみのリサイクルにとどまらず、デザイナーやアーティストとともに素材の可能性を具体的なプロトタイプとして形にし、建築やプロダクトの現場で「選ばれる素材」として根付かせることを目指しています。


今回のイベントでは賛同企業とともに、企業が抱える廃材を起点に、デザイナーとともに素材の可能性を具体的なプロダクトのプロトタイプとして形にし、展示を通じてその可能性や実効性を業界内外へと拡大していく予定です。
イベントの開催概要は以下の通りです。
- 会期:2026年10月14日(水)〜16日(金)
- 時間:10:00~18:00(※最終日のみ〜17:00)
- 会場:コクヨ株式会社 東京品川オフィス「THE CAMPUS」 1階 “BOXX”
- 入場料:無料(要予約)
- 予約フォーム:https://plasticsummit2026.peatix.com
※来場の際は予約フォームより「10/14(水)~10/16(金)展示入場チケット」を選択の上、事前予約が必要となります。
高品質な再生樹脂への技術開発と社会実装に向けた展望
同社は「より良い習慣づくりで人々の毎日に貢献する」というパーパスのもと、サステナビリティ重要課題として「健康な生活習慣づくり」と「サステナブルな地球環境への取組み推進」を掲げています。
今後は使用済みハブラシの回収活動を推進するとともに、回収したハブラシを高品質な再生樹脂へと生まれ変わらせる技術開発に取り組みます。さらに、デザイナーとの協働を通じてアップサイクルやアートとしての新たな価値を創出し、再生素材の販売を通じた事業性を追求することで、幅広い分野で再生素材を活用できる可能性を広げ、サステナブルな社会の実現に貢献していくとしています。
本記事はライオン株式会社の発表をもとに作成しています。
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