Off Topic宮武徹郎・草野美木両氏の初著書刊行記念イベント開催
東京都渋谷区に本社を置く株式会社クロスメディア・パブリッシングは、2026年9月25日(金)、紀伊國屋書店 新宿本店にて、宮武徹郎・草野美木氏の初著書『未来検索 情報の海からこれからを見つける技術』の刊行を記念したトーク&サイン会を開催しました。当日は満員御礼となり、来場者との交流が行われました。

情報のつながりから変化の兆しを捉える思考法
イベントでは情報収集の考え方が語られ、単一のニュースを個別の出来事として捉えるのではなく、仮説を立てるための証拠として捉える重要性が共有されました。複数の情報を集めてフレームワークやメンタルモデルで読み解くことで、社会の変化に共通するパターンや時代を超えた普遍的な欲求が見えてくると説明されました。

宮武徹郎氏は、人が地位やステータスを求めるといった普遍的な欲求と、絶えず変化する社会の動きを組み合わせて考えることが大切だと話しました。情報を集めるだけでなく、情報同士をつなげて仮説を立てることが未来の兆しを見つける第一歩になると提起されました。
一時的な流行と長期的なトレンドの違いについて、宮武徹郎氏は継続するための仕掛けの有無を挙げ、写真共有アプリのBeRealを例に、話題性と利用継続は別であると指摘しました。また、米国のSNSにおいてFacebookの普及後に若い世代がInstagram、さらにSnapchatやTikTokへと移った事例を挙げ、既存文化への反発から新サービスが受け入れられる余地が生まれると説明しました。草野美木氏は、想定外の使い方や独自の言葉といったユーザーの行動から自然に生まれる動きにも変化の兆しが表れると述べました。
また、米国における健康志向商品やプロテイン関連需要の背景にGLP-1受容体作動薬の普及など複合的な要因があることや、主流文化に対するカウンターカルチャーの存在が紹介されました。さらに、成長するスタートアップの視点として、宮武徹郎氏はピーター・ティール氏の著書『ゼロ・トゥ・ワン』に触れつつ独自のアイデアとビジョンを持つこと、UberやAirbnbのように新しい市場をつくること、米国の金融サービス企業Rampのように優れたプロダクトと届ける仕組みを両立することの3点を挙げました。一方、草野美木氏は急成長だけが事業の成功ではなく、目指す事業や成長の仕方を考えることが事業づくりの出発点になると指摘しました。
日米の市場差とリスクへの向き合い方


米国のトレンドを日本へ適用する際の留意点として、Instagramに投稿される写真の傾向や複数アカウントの使い分けなど、SNS利用における日米の文化差が紹介されました。海外の事例をそのまま持ち込むのではなく、日本の市場やユーザーに合う形にアレンジすることが大切であると述べられました。

イベント後半では「偉大なるギーク」というメッセージに触れ、好奇心を持って物事を深く掘り下げ、常識にとらわれず新しい価値を生み出す姿勢が示されました。宮武徹郎氏は、新しい本を読み始めることも含めてリスクの捉え方は人それぞれであり、何もしないことにも変化の機会を逃すリスクがあるとして、自分にとって意味のある挑戦を考える重要性を語りました。

書籍およびイベントの概要
書籍の概要は以下の通りです。
- 書名:『未来検索 情報の海からこれからを見つける技術』
- 著者:Off Topic(宮武徹郎・草野美木)
- 定価:1,980円(本体1,800円+税10%)
- 体裁:四六判/272ページ
- ISBN:978-4-295-41227-4
- 発行:株式会社クロスメディア・パブリッシング(クロスメディアグループ株式会社)
- 発売日:2026年9月18日
イベントは2026年9月25日(金)18:30〜20:30に紀伊國屋書店 新宿本店 3階 アカデミック・ラウンジで開催され、トークショー、質疑応答、サイン会が実施されました。
本記事は株式会社クロスメディア・パブリッシングの発表をもとに作成しています。
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