ジャパンデザイン、認知症予防のシンポジウムと出陣式を10月22日に開催へ
一般社団法人ジャパンデザインは、2026年10月22日に衆議院第一議員会館にて「フレイル・認知症予防声かけシンポジウム2026」とプロジェクトの始動を宣言する「声かけ出陣式」を開催する。本シンポジウムは、国会議員をはじめとする官民の参加者がフレイル・認知症への理解を深める勉強会を兼ねている。当日は元競泳日本代表でバルセロナオリンピック金メダリストの岩崎恭子氏や医療関係者らの登壇が予定されている。

2040年に向けた社会的背景と課題
厚生労働省が公表した推計によると、2040年の認知症高齢者数は約584万人、軽度認知障害(MCI)の高齢者数は約613万人となり、65歳以上の約3.3人に1人が認知症または軽度認知障害(MCI)になると推計されている(※2022年の性・年齢階級別有病率が一定と仮定した推計。MCIは認知機能の低下がみられるものの日常生活は自立しており、認知症とは診断されない状態)。
また、同省の資料に掲載された65歳以上の5,104人を対象とした研究(Shimada H, Makizako H, et al., 2013)では、11.5%がフレイル、32.8%がその予備群(プレフレイル)に該当すると報告されている。こうした状況を受け、早期からの予防と本人や家族を地域で支える仕組みづくりが求められている。
「フレイル・認知症予防 声かけプロジェクト」は、「健康が貢献に」を啓発ワードに掲げ、官民一体で予防の声かけを全国的に推進する取り組みである。自治体、企業、民間団体などを「賛同会員」として募集し、啓発ツールの提供や連携活動を行っていく方針だ。
活動の一環として、株式会社AI予防医学研究所のAI技術「AICOG」と連携し、賛同会員の健康診断データを活用して認知機能に関する健康課題を個人を特定しない統計情報として可視化する仕組みづくりや、独自の「HEROレポート」をフィードバックする構想が進められている(統計情報の発信は今後の活動構想)。
さらに、「今日、自分のからだを想うこと。大切な誰かに、やさしい声をかけること。それだけで、もうこの街の“ヒーロー”です。」をメッセージとする「HEROアクション」を展開し、自治体の健診受診促進や全国的なキャンペーンなどを官民連携で実施する予定としている。
シンポジウムおよび出陣式の概要は以下の通りである。

- 名称:フレイル・認知症予防声かけシンポジウム2026
- 日時:2026年10月22日(木)10:00~12:30(受付開始は9時15分頃を予定)
- 会場:衆議院第一議員会館 地下セミナールーム(東京都千代田区永田町2丁目2番1号)
- 主な内容:プロジェクトの趣旨説明・声かけ出陣式・フォトセッション、専門家による講演、官民連携パネルディスカッション
- 一般向け申込フォーム:https://kenkoken.jp/page/content/moushikomi2026/synpojium/(会場の定員に達し次第受付終了)
- プレス向け取材受付フォーム:https://kenkoken-press2026.pages.dev(申込締切:2026年10月21日(水)12:00)

当日は、一般社団法人ジャパンデザイン代表理事であり本プロジェクト事務局長を務める山下太郎氏による趣旨説明のほか、プロジェクト実行委員長で東京大学特任研究員・株式会社Ai予防医学研究所代表取締役の酒谷薫氏や、名古屋大学名誉教授で名鉄病院病院長の葛谷雅文氏らによる講演が行われる予定となっている。


本記事は一般社団法人ジャパンデザインの発表をもとに作成。
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