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isVIT、造成AI活用でカンボジア・カンダール州と都市開発計画のMOU締結

神奈川県厚木市に本社を置くisVIT株式会社は、カンボジア・カンダール州行政当局と「統合型都市開発計画および事業形成に関する戦略的協力の覚書(MOU)」を2026年10月9日に締結しました。自社開発の造成AI「TERRA-MICHI(テラミチ)」を活用したもので、フン・マネット首相の承認に基づくカンボジア王国政府の原則承認を経て実現したとしています。署名式にはクオッチ・チャムルーン・カンダール州知事(Kuoch Chamroeun)と、isVIT株式会社の代表取締役社長兼CEOを務める伊藤光一氏が出席しました。

カンダール州は首都プノンペンを取り囲み、約143万人が暮らす地域で、テチョ国際空港の整備が進むなど開発が急速に進展しています。今回の協力はテチョ国際空港の周辺地域から開始され、土地利用、道路・交通、排水、洪水対策を一体で検討し、カンボジアの未来の都市開発モデルを目指す方針です。

クオッチ・チャムルーン・カンダール州知事は挨拶で、AI・GIS・3D技術を活用したマスタープラン策定や地形評価への期待を示し、洪水に対する強靱性の向上、テチョ国際空港との交通ネットワークの接続、環境保全を重要な協力分野として挙げました。「カンダール州行政当局を代表し、本事業を全面的に支援することをここに表明いたします」と述べ、JICAをはじめとする国際協力機関や開発パートナーからの支援を呼び込む架け橋となることへの期待を示しています。

AIで地形や水流を解析し環境保全と両立

TERRA-MICHIは、従来の道路配置や土地の造成高さの検討に加え、残すべき自然を初期段階から計画要素として扱う造成AIです。等高線・標高、地形から推定する雨水の流れや滞留傾向を確認しながら道路や造成の計画を検討でき、道路の線形・断面や切土・盛土の概算量を把握できます。なお、地形や雨水、土地被覆に関する表示と土量計算は初期検討のための参考情報・概算であり、実際の計画・設計では現地調査や測量、専門家による確認と組み合わせて使用します。

また、isVIT株式会社はMOUを締結しているカンボジア王立農業大学および王立プノンペン大学と調査・研究を進めており、森林のつながりや水の流れ、生きものの生息環境に関する知見を道路位置や残す森林範囲の根拠として生かしていく方針です。

現地人材の育成とグローバル展開を見据える

45年にわたり造成に携わってきた専門家とIT開発経験を持つチームによって創業されたisVIT株式会社は、熟練の知見をTERRA-MICHIに蓄積し、現地の技術者や若者が自らの力で計画を立てられるよう人材育成と技術継承を合わせて進めるとしています。

同社はカンダール州で得られる知見を教師データに生かし、世界の様々な国・地域への展開を目指す方針です。行政や開発事業者、研究機関などへの普及を進めるとともに、カーボンクレジットをはじめとしたネイチャークレジットを新興国の新たなビジネスに成長させるための実績やエビデンスをTERRA-MICHIに学ばせていくとしています。

10月20日にTERRA-MICHIの無料β版を公開予定

isVIT株式会社は、土地開発支援プラットフォーム「TERRA-MICHI(テラミチ)」の無料β版を2026年10月20日に公開する予定です。

  • サービス名:TERRA-MICHI(テラミチ)
  • 公開日:2026年10月20日
  • 対応言語:日本語・英語・クメール語
  • 利用料金:無料(β版)
  • サービス・利用案内:https://www.terra-michi.earth/
  • 提供:isVIT株式会社(英文名:isVIT Co., Ltd.)
  • 代表者:代表取締役会長:伊藤都博、代表取締役社長兼CEO:伊藤光一
  • 拠点:日本本社(神奈川県厚木市)、カンボジア現地法人(isVIT Co., Ltd.)
  • 取材・導入・協業窓口:伊藤光一(core-support@isvit.asia)
  • 公式ウェブサイト:https://www.isvit.asia/
  • 公式facebook:https://www.facebook.com/isvit.asia/
  • 事業紹介映像:https://youtu.be/yrehcniRxRQ

本記事はisVIT株式会社の発表をもとに作成されています。

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