Arcoiris、八重山トークンの第二次実証実験を2026年11月から実施へ
愛知県一宮市に本店、沖縄県石垣市に石垣支店を置く合同会社Arcoirisは、沖縄ITイノベーション戦略センター(ISCO)を通じて沖縄県の全面的なバックアップを受け、ブロックチェーン地域通貨「八重山トークン(YAE)」の第二次実証実験を2026年11月1日から12月31日まで実施します。あわせて、加盟店とモニターの拡大募集を開始しました。本番用ブロックチェーンでの運用やアプリへの移行を通じ、日常的な決済に耐える安定性と安全性の検証を進める予定です。
地域通貨「八重山トークン(YAE)」の仕組みと狙い
八重山トークン(YAE)は、石垣島・八重山地域で利用できるブロックチェーン技術を活用した地域通貨です。店頭に設置されたQRコードをスマートフォンで読み取ることで決済を行えるほか、スタンプカードやポイントカード機能も標準搭載されています。
決済手数料は0.5%に設定されており、一般的なQRコード決済やクレジットカード決済と比べて店舗の負担を抑える設計となっています。同社は石垣島に拠点を置いており、島外の決済事業者に手数料が流出する従来の仕組みに対し、決済に伴う収益を地域の事業活動につなげて消費を島内で循環させる地域創生型経済モデルを目指しています。
第一次実証実験の成果と第二次実証に向けた改良点
2026年6月に石垣島の5店舗から開始された第一次実証実験は、最終的に加盟店27店舗・モニター72名が参加し、7月31日に完了しました。
2026年11月からの第二次実証実験では、第一次実証で寄せられた不具合報告や要望を反映したシステム改良版が導入されます。主な改良点は以下の通りです。
- OAuth認証によるGoogle・LINE・Appleアカウントでのログイン対応
- 決済後に利用者自身が領収書を発行できる機能の追加
- セキュリティおよびGUIの改良
運用の基盤についても、第一次実証で使用した開発用ネットワーク(Devnet)から本番用ネットワーク(Mainnet)へ切り替えられます。また、第一次実証のブラウザ向けWebシステムから、期間中にiPhone・Android向けのネイティブアプリへと移行する計画です。
加盟店およびモニターの募集概要
第二次実証実験の実施にあたり、加盟店とモニターの募集が行われています。加盟店は初期費用および月額費用が無料で、通常0.5%の決済手数料も実証実験期間中は無料となります。また、アプリの加盟店マップへの掲載や、管理画面を通じたスタンプカード・ポイントカードの設定、店舗ごとのキャッシュバック実施の有無の選択が可能です。
モニターは登録無料で、アプリまたはWebから参加できます。Google・LINE・Appleアカウントでの登録にも対応しており、加盟店でQR決済を行うことで店舗ごとのスタンプやポイントが自動で貯まります。
日立製作所でATMのアプリケーション開発に携わった経験を持ち、約2年前に石垣島へ移住した代表社員の吉田晴雅は、「沖縄県のバックアップをいただきながら、島で暮らす人、島を訪れる人、島でお店を営む人、それぞれに価値が生まれ、その価値が地域全体の豊かさにつながる仕組みに育てていきます」とコメントしています。
Web3ポータル開発による今後の展開
同社では現在、YAEの次の機能として「Web3ポータル」の開発を進めており、開発進捗は約60%となっています。この機能では、利用者がウォレットでログインし、加盟店の予約とYAEによる前払いを単一の画面で完結できるようになります。
飲食店の無断キャンセル(ドタキャン)抑止を目的とする一方、急病などのやむを得ない事情によるキャンセル時には、店舗の判断によりその場で直接返金できる仕組みを構築する方針です。クレジットカード決済と異なり店舗と利用者の間で直接リアルタイムにやり取りできる特性を活かし、双方が安心できる予約システムの実現を目指すとしています。
参加の申し込みや詳細は公式サイト(https://yaeyama.asia/web/yaeyama_coin_lp3.php)で受け付けています。
- 商号:合同会社Arcoiris(アルコイーリス)
- 代表者:代表社員 吉田晴雅
- 所在地:本店 愛知県一宮市/支店 沖縄県石垣市
- 事業内容:ICT・美容・広告の3領域を中心とした事業展開
- 問い合わせ先:℡:090-6333-4867 / E-mail:0710arcoiris@gmail.com
本記事は合同会社Arcoirisの発表をもとに作成しました。
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