DUMSCOのがん患者サポートアプリハカルテが累計20,000DL突破 白書を公開
東京都港区に拠点を置き代表取締役CEOを西池成資が務める株式会社DUMSCOは、運営するがん患者サポートアプリ「ハカルテ」が累計20,000ダウンロードを突破したと発表した。2024年7月のリリース以降に蓄積されたユーザーデータをもとに、10月の「ピンクリボン月間(乳がん自己検診・早期発見啓発月間)」に合わせて「ハカルテがん治療白書2026」を公開している。


40〜50代女性が中心で乳がん患者が約半数

白書によると、利用者の性別は女性:80%、男性:17%、不明:3%となっている。年代別では50代:36%、40代:27%と、40〜50代を中心とした世代が大きな割合を占める。次いで60代:17%、30代:9%、70代:4%、不明:4%、その他:3%となった。
がん種を登録しているユーザーの内訳では、乳がん:49.0%が約半数を占めた。続いて大腸がん(結腸がん・直腸がん):8%、卵巣がん・卵管がん・腹膜がん:6%、子宮体がん:5%、肺がん:5%となっており、上位5種以外のがん種:21%(※6位の膵臓がんなどの主要がん種を含みます)、その他(選択肢「その他」を選択):3%、不明:3%と公表されている。

診断からの経過期間と使用・服薬される薬剤の傾向
がん診断からの経過期間は、不明(未入力):48%を除くと、1ヶ月以上〜3ヶ月未満:14%、1年以上:14%、3ヶ月以上〜6ヶ月未満:12%、6ヶ月以上〜1年未満:8%、1ヶ月以内:4%となった。診断経過期間の入力率は約52%となっており「不明」が最大区分だが、入力済みユーザーにおいては、化学療法等の本格的な治療が始まる1〜3ヶ月目や、1年以上の通院・経過観察期における継続的なセルフケアとして役立てられていると推察されている。
アプリ内で登録された薬剤データ(※ハカルテ利用者が登録した情報を集計したものであり、医療機関の処方データではありません。また、薬剤の有効性、推奨順位、国内全体の使用状況を示すものではありません)によると、使用されている抗がん薬のトップ10は以下の通りである。
- 1位:パクリタキセル
- 2位:シクロホスファミド水和物
- 3位:カルボプラチン
- 4位:ドセタキセル
- 5位:エピルビシン塩酸塩
- 6位:タモキシフェンクエン酸塩
- 7位:ドキソルビシン塩酸塩
- 8位:その他
- 9位:ペムブロリズマブ
- 10位:オキサリプラチン(エルプラット、オキサリプラチン)
また、日常で登録されている「服薬の薬」トップ10(※商品名で登録されている薬剤については一般名(成分名)に統合して表記しているため、同一成分の薬剤が複数箇所に記載されている場合があります)では、1位:アセトアミノフェン(解熱鎮痛薬)、2位:酸化マグネシウム(緩下剤)、3位:デキサメタゾン(ステロイド・制吐剤)、4位:酸化マグネシウム(緩下剤)、5位:タモキシフェン(ホルモン療法薬)、5位タイ:メトクロプラミド(制吐剤)、7位:ロキソプロフェンナトリウム水和物(解熱鎮痛薬)、8位:ロキソプロフェンナトリウム水和物(解熱鎮痛薬)、9位:レバミピド(胃粘膜保護薬)、10位:メトクロプラミド(制吐剤)となり、副作用を和らげる支持療法薬が多く登録されている。
自覚症状の傾向と高頻度な記録実態
ユーザーがよく抱えている症状・副作用としては、疲れ・だるさ:72%が最も多く、頭痛:50%、吐き気:46%、手足のしびれ:46%、眠気:45%、食欲不振:39%、気分が晴れない:36%、腹痛:36%、口のかわき:34%、味覚の変化:34%が記録されている。
記録項目・機能の利用割合(※各機能の割合は機能別のリリース時期(症状・体温等は2024年4月〜、服薬は2024年10月〜、新機能は2026年4月〜)および事前登録プロセスの有無に依存するため、純粋な人気順ではありません)は、症状:72%、排便:60%、体温:49%、体重:48%、メモ:45%、HRV(自律神経):45%、睡眠:36%、血圧:34%、脈拍:33%、服薬:29%となった。
1日の記録頻度は、5回以上〜10回未満:34%、10回以上〜20回未満:21%、1回以上〜3回未満:20%、3回以上〜5回未満:18%、20回以上:7%で、1日5回以上記録するユーザーが全体の6割を超えている(62%)。利用者からは、アプリによる入力のしやすさや服薬通知の利便性に関する声が寄せられているという。

ハカルテは、包括的な健康管理機能を提供し、QOL(生活の質)向上に寄与することを目指している。今後は健康アドバイス機能の提供や医療従事者との相談機能の追加、アプリ内での健康情報提供などを進める予定としている。

株式会社DUMSCOはデータ分析とテクノロジーを活用し、ハカルテのほか暑熱対策サービス「GoANZEN」、セルフコンディショニングアプリ「Habitone」、法人向けセルフコンディショニングアプリ「ANBAI」などの事業を展開している。
本記事は株式会社DUMSCOの発表をもとに作成されています。
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