ポロクルと札幌開発建設部が災害協定連携訓練を実施 地震時のシェアサイクル活用検証
認定NPO法人ポロクルは2026年9月28日、国土交通省北海道開発局札幌開発建設部と、札幌圏直下地震による交通の寸断を想定した「災害協定連携訓練」を実施しました。大規模災害時における情報収集や非常参集への自転車の活用可能性を確認し、行政とNPOの共創を通じて対応力を高めることが目的です。訓練では、交通・被災情報の発信や自転車の貸与要請など、協定に基づく一連の手順を両者で共有しました。
札幌圏直下地震を想定した情報連携と貸与手順の確認
大規模災害が発生した際には、道路の損傷や渋滞、公共交通機関の運休などにより、移動や被災状況の把握が難しくなることがあります。小回りが利き燃料を必要としない自転車は、こうした状況での情報収集や非常参集に活用できる可能性を持っています。
今回の訓練では、札幌開発建設部が把握した交通情報や被災情報を認定NPO法人ポロクルが受け取ってユーザーへ発信する情報連携をはじめ、自転車の貸与要請や連絡調整、自転車を活用した被災状況の確認といった対応手順が共有されました。
訓練の概要は以下の通りです。


- 実施日:2026年9月28日(月)
- 実施場所:札幌開発建設部
- 参加機関:国土交通省北海道開発局札幌開発建設部、認定NPO法人ポロクル
- 想定災害:札幌圏直下地震
- 訓練内容:道路情報発信訓練、ポロクル貸与要請訓練、リエゾン派遣訓練、被害状況調査訓練
2022年締結の相互協力協定に基づく取り組み
今回の訓練は、札幌開発建設部と認定NPO法人ポロクルが2022年3月9日に締結した「災害時における相互協力に関する協定」に基づくものです。同協定は、災害等の発生時において相互に協力し、被害の予防、軽減、拡大防止を推進することおよび地域貢献に資することを目的としています。
協定に基づく相互協力事項は以下の内容です。
- 札幌開発建設部が所有する被災情報、交通情報等の提供
- ポロクルが所有するシェアサイクルの無償提供
- その他必要と認められる事項
特別仕様車「9期計画号」の参加と認定NPO法人ポロクルについて
訓練には、札幌開発建設部との連携により誕生した特別仕様車「9期計画号」も参加しました。「9期計画号」は、第9期北海道総合開発計画(2024年3月)のスタートを記念して制作された1台限定の車両で、「共に北海道の未来を創る」を中心的メッセージとする同計画への関心を促すため、2024年8月から札幌のまちなかを走行しています。


特定非営利活動法人ポロクル(認定NPO法人ポロクル)は、2016年9月に札幌市より「認定NPO法人」の認定を受けました。自転車の共同利用サービス事業(愛称:ポロクル)を通じ、札幌のまちづくり・人づくり・魅力づくりに貢献する事業や活動を展開しています。

本記事は認定NPO法人ポロクルの発表をもとに作成しました。
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