FigmaがFigma AIエージェントの一般提供を開始 新機能も追加
米国サンフランシスコに本社を置くFigma, Inc.は、米国時間2026年10月6日より、Figma AIエージェントの一般提供を開始しました。同エージェントはFigmaのキャンバス上で直接利用でき、コンポーネントやデザインシステムを踏まえた作業が可能です。一般提供にあたり、ユーザーの指示の反映能力向上や長時間タスクへの対応など、生成デザインの品質向上が図られています。
品質向上と表現の幅を広げる新機能
プロのデザイナーによる比較評価において、60%以上のケースで新しいエージェントの成果がより高い評価を得ています。一般提供の開始に合わせて以下の機能が追加されました。
- デザインシステムのガイドラインの追加:ライブラリにMarkdown形式の「ガイドライン」を追加し、ルールや推奨事項、避けるべき使い方をAIエージェントに指示可能
- Figma内のコンテンツ検索・挿入:Figma Designのフレーム、FigJamの付箋、Figma Slidesの内容などを検索して制作に利用
- 共同作業の可視化:チームメンバーのAIエージェントの作業状況をリアルタイムで確認できるほか、チャット公開により検討過程を共有可能
- スキルの作成・共有:独自の作業手順やルールを「スキル」としてまとめ、チーム内やFigma Communityで公開・共有可能
- 外部ツールとの連携・Web検索:GitHub、Notion、Slackなどの外部ツール内の情報やWeb上の最新情報を取り込み可能
- アニメーションやエフェクトの作成:生成プラグインやFigma Motionなどと連携し、動きやエフェクトを追加可能
機能の詳細は公式ページ(https://www.figma.com/ja-jp/solutions/ai-design-agent/)で案内されています。
Uberにおけるドキュメント作成の効率化事例
Uberのデザインシステムチームでは、7つのプラットフォーム向けに提供するコンポーネントの仕様共有のため、Staff Product DesignerのIan Guisard氏とSenior Product DesignerのNiloo Bakhshi氏を中心に、Figma AIエージェントと独自の「スキル」を活用した仕組みを構築しました。
「/create-anatomy」によるコンポーネント構造の図解や、「/create-color」による色とデザイントークンの対応整理および直接指定された色の値の検出を行い、開発者の確認工数や手戻りを削減しています。
これにより、従来は複数人で数ヶ月かかっていたドキュメント作成が、1人のデザイナーが半日で公開まで進められるようになりました。Ian Guisard氏は、作業効率が大きく向上し、より高品質なコンポーネントを従来よりも大幅に短い時間で提供できるようになった旨を述べています。なお、この事例は一般提供に先立って提供されていたベータ版を活用したものです。

提供対象と利用条件
Figma AIエージェントの提供対象および利用条件は以下の通りです。
- プロフェッショナル、ビジネス、エンタープライズ、エデュケーション各プランのフルシートユーザーが利用可能
- スタータープランでは利用範囲が限定
- コラボシート、Devシート、閲覧シートのユーザーは、各自のドラフト(個人用の作業スペース)内で利用可能
- 米国時間2026年10月6日より、エージェント利用時にAIクレジットを消費
本記事はFigma, Inc.の発表をもとに作成しています。
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