特典目当ての申込でも83.5%が利用継続 ポイ活・家計データ研究所が実態調査
株式会社S.E.ネットワークが運営する調査メディア「ポイ活・家計データ研究所」は、キャンペーンや特典を目的に金融・ポイ活系サービスへ申し込んだ経験がある18歳以上の297人を対象に実施した「キャンペーン参加行動に関する実態調査」の結果を発表しました。
調査によると、キャンペーン目的の申込のうち71.0%が「特典がなければ申し込まなかった」と回答した一方、特典を受け取った後も83.5%がそのサービスを利用し続けていることが明らかになりました。申込の動機から特典の条件達成、付与状況、受取後の利用実態までが一連の行動データとしてまとめられています。
特典目当ての申込でも8割超がサービス利用を継続


最も最近に申し込んだサービスについて特典がなかった場合の申込意向を尋ねたところ、71.0%が「特典がなければ申し込まなかった」と回答しました。ジャンル別ではアプリ登録・招待コード(88.1%)や通信キャリア乗り換え(78.9%)で高い割合を示した一方、銀行口座(50.0%)や証券口座(52.6%)では比較的低い結果となっています。また、ポイ活を「ほぼ毎日」行う層では75.0%にのぼりました。

受取後の利用状況については、「メインで利用」が34.3%、「たまに利用」が49.2%となり、合計83.5%がサービスの利用を継続していました。「ほとんど使わず放置」「解約済み・予定」とした16.5%の理由の1位は「特典を受け取れたので用が済んだ」でした。
申込経路は公式サイトとポイントサイトに集中
申込の経由先は「公式サイト・アプリから直接」が44.4%で最も多く、次いで「ポイントサイト経由」が37.7%を占めました。比較サイト・ブログ経由は2.7%、SNSのリンクは3.7%にとどまり、ポイ活に積極的な層の申込窓口は公式サイトとポイントサイトの二択に集中しています。

決め手になった特典の種類は「共通ポイント」が37.7%、「ポイントサイトのポイント」が32.3%、「現金・キャッシュバック」が17.8%でした。受け取った特典額(見込みを含む)は5,000円以上が42.8%で、10,000円以上も19.2%ありました。通信キャリア乗り換えでは52.6%が10,000円以上である一方、QRコード決済とアプリ登録は6割以上が3,000円未満となり、ジャンルごとの違いがみられます。
条件達成後の未付与や遅延も 問い合わせで受取に至るケース
付与条件を「達成できなかった」人は2.0%にとどまりました。注意書きを「ほとんど確認しなかった」層の未達率は8.3%だったのに対し、「細かい注意書きまで読んだ」層では0.0%でした。
一方で、条件未達を上回ったのが「達成したが未付与・判定中」の7.1%です。付与までの期間は「1か月以内」が47.8%、「1〜3か月」が30.6%、「3か月超(まだ受け取っていないを含む)」が16.8%となっています。特典が付与されない・遅れた経験がある人(17.5%)のうち、23.1%は何もせず諦めていますが、問い合わせを行った人の72.0%は最終的に特典を受け取っています。
特典額よりも「条件の簡単さ」や「手数料無料」を重視
特典額以外で申込を左右する条件(複数回答)としては、「条件が簡単」が74.1%で最多となり、「年会費・手数料が無料」が68.7%、「解約しても不利益がない」が43.4%、「運営会社の信頼性」が37.7%、「付与条件が明確に書かれている」が37.7%、「特典の付与が早い」が34.7%と続きました。
また、直近1年に「改悪」を理由にサービスの解約・乗り換え・利用停止をした人は18.2%で、クレジットカード(6.7%)とアプリ登録・招待コード(5.4%)が多くなっています。
専門家として見解を寄せたファイナンシャルプランナー(CFP®認定者)の高橋禎美さんは、気になっていたサービスを始めるきっかけとして特典を活用することは家計の上で合理的としつつ、特典がなくても欲しいサービスかを考え、契約後の支出や管理負担まで含めて判断することを勧めています。
調査の概要
- 調査名:キャンペーン参加行動に関する実態調査(2026年9月)
- 調査主体:ポイ活・家計データ研究所(株式会社S.E.ネットワーク)
- 調査方法:クラウドソーシング(クラウドワークス)を用いたインターネット調査
- 調査日:2026年9月22日
- 調査対象:18歳以上で、直近2年以内(2024年9月以降)にキャンペーンや特典を目的に金融・ポイ活系サービスへ申込・登録した方
- 有効回答数:297件(回収300件から確認設問の誤答1件、対象外2件を除外)
- 対象ジャンル:クレジットカード/証券口座/銀行口座/QRコード決済・キャッシュレス還元/ポイントサイト経由の案件/アプリ登録・招待コード/ふるさと納税/通信キャリア乗り換え(MNP)
- 回答者属性:女性52.2%・男性47.5%、30〜40代が69.4%、ポイ活頻度「週に数回以上」85.6%
※割合は小数点第1位で四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。回答者の多くがポイ活に積極的な層のため、日本全体の平均像ではなく「キャンペーンを使いこなす層の行動」としての結果となります。
本調査を実施した株式会社S.E.ネットワーク(代表取締役:石田和也、所在地:大阪府大阪市中央区高津2-4-21 おおきに道頓堀ビル210)は、ポイ活・キャンペーン情報サイト「マネー大全」などを展開しています。
本記事は株式会社S.E.ネットワークの発表をもとに作成しました。
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