first penguin、外国人材 定着コンパスを10月7日より提供開始へ
株式会社first penguinは、監理団体・監理支援機関と登録支援機関のための外国人材の定着支援SaaS「外国人材 定着コンパス」を、2026年10月7日より正式に提供開始します。技能実習・育成就労・特定技能の外国人材に毎月4問のアンケートを6言語で届け、要注意の回答はその日のうちに担当者へメールで通知します。面談や電話の対応内容は支援記録として蓄積され、定期届出や監査の際に提出できるCSVや台帳PDF形式での書き出しが可能です。
開発の背景と課題
監理団体や登録支援機関の担当者が外国人材本人の様子を把握する機会は、訪問や定期面談に限られがちで、受け入れ企業から問題がないと聞いていても突然離職の相談を受けるケースが少なくありません。出入国在留管理庁 有識者会議 第3回 資料2-1(暫定値)によると、特定技能外国人の自己都合による離職者は制度施行から2022年11月までの延べ人数で19,899人に上り、在留者数に占める割合は16.1%となっています。


また、2022年の出入国在留管理庁の意識調査では、実習実施者から見た監理団体の満足度が最も低い項目は「監理費に見合うだけの指導や支援」で、満足52.6%、不満18.4%でした。こうした背景を受け、現場で自ら課題を抱えていた同社が、訪問や面談の合間を本人の言葉でつなぐサービスとして開発しました。

本サービスは、現場の困りごとに対応する以下の特長を備えています。
- 聞く:日本語・ベトナム語・インドネシア語・中国語・ネパール語・英語の6言語に対応し、仕事・人間関係・健康・日本語について天気の絵で毎月4問回答します。アプリやログインは不要で、6桁の番号と生年月日を入力してスマートフォンから2〜3分で回答できます。
- 気づく:5段階の下から2番目以下の低い評価や、退職・帰国、暴力やいじめ、深刻な体調に関する記述があった場合、その日のうちにメールで通知されます。
- 残す:対応日・方法・内容・次回の予定をその場で支援記録に残すことができます。
- 渡す:アンケート期限後に受け入れ企業向けの月次サマリーが自動作成されます。企業側には回答者が3名未満の項目を伏せた集計と本人が了承した支援記録のみが共有され、自由記述の本文は掲載されません。
- 出す:対応記録を期間指定してCSVや台帳PDFに書き出せます。記録は作成から24か月と支援終了から1年の遅いほうまで保存されます。
なお、本サービスは義務的支援の定期的な面談の代わりにはならず、届出書類の作成や提出を行うものではありません。また、離職や失踪の防止や回答率を保証するものではなく、機関の職員は氏名付きで回答内容を確認できる仕様となっています。
代表取締役の辰見明輝氏は、「辞めたい、というご相談は、意思が固まってから来ることが多いはずです。その前に、ご本人の言葉が残っているかどうか。毎月4問を母語で聞く小さな仕組みが、訪問と訪問のあいだを埋め、監理団体・登録支援機関の皆さまの毎月のお仕事に役立てば幸いです」とコメントしています。
料金体系と今後の展開
料金は1人あたり月額440〜660円(税込)で、対象人数に応じた3つの区分が設定されており、どの区分でも全機能が利用可能です。初期費用、最低利用期間、違約金はありません。
- 〜250名:1人あたり月額660円(税込)/税別600円
- 251〜500名:1人あたり月額550円(税込)/税別500円
- 501名〜:1人あたり月額440円(税込)/税別400円
データは日本国内の東京リージョンに保管され、常時HTTPS、二要素認証、日次バックアップ、操作ログ管理が備えられています。回答データは24か月で自動的に匿名化されます。同社は今後、利用者の意見を反映しながら、2027年4月の育成就労制度の開始に合わせて設問や記録形式の見直し、対応言語の追加を検討していくとしています。
会社概要
- 会社名:株式会社first penguin
- 所在地:〒319-0116 茨城県小美玉市中台842-19
- 代表者:代表取締役 辰見明輝
- 設立:2016年5月26日
- 事業内容:外国人材の定着支援SaaS「外国人材 定着コンパス」の開発・運営。登録支援機関(20登-005532)、有料職業紹介事業(08-ユ-300394)
- サービスサイト:https://f-penguin.net/
本記事は株式会社first penguinの発表をもとに作成されています。
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