Queue、Google Geminiの35領域におけるAI検索可視性データを公開
Queue株式会社は、運営メディア「LLMOナビ」において、35領域を対象とした「2026年10月の業界別AI検索可視性データ」を公開した。本調査は、特定の社名・サービス名を含まない質問をGoogle Geminiに入力し、回答に登場した企業・サービス名や根拠として引用されたWebサイトを集計したものである。各領域で100件規模の質問を用意し、AIを通じて情報収集や比較検討が行われる際の企業の見え方を可視化している。

ECや転職など複数領域で特定サービスが多数の回答に登場

調査の結果、EC構築・決済・カートSaaSの100回答ではShopifyが82%、futureshopが48%の回答に登場した。転職エージェントではリクルートエージェントが75%、dodaが73%に登場し、電子契約・リーガルテックではクラウドサインとGMOサインがともに出現率72%を記録した。営業管理ツール(SFA・CRM・MA)ではHubSpotが62%、Salesforceが60%、kintoneが54%となった。
なお、電子契約・リーガルテックにおける言及回数はクラウドサインが151回、GMOサインが125回となっており、回答内で名前が繰り返される回数と登場した回答の件数には違いが見られる。
言及される企業名と根拠として引用されるサイトの不一致
回答本文に名前が出る「言及」と、回答の根拠として参照される「引用」の上位が一致しない事例も確認された。Web制作会社では、言及回数の最多がPRONIアイミツ(10回、出現率10%)であったのに対し、引用回数の最多ドメインはweb-kanji.com(27回)であった。
ウォーターサーバー・浄水器においても、言及回数最多はエブリィフレシャス(37回、出現率23%)だった一方、引用回数最多のドメインはmizu-navi.jp(28回)となった。
Web検索実行率の領域差と企業への示唆
今回の計測におけるWeb検索の実行率は、M&A仲介・事業承継支援とウォーターサーバー・浄水器で97%、Web制作会社で80%、サイバーセキュリティで41%を記録した。一方で、EC構築・決済・カートSaaSと転職エージェントでは検索実行率が0%と記録されたものの、Shopifyやリクルートエージェントなどの名称が多数の回答に登場した。
これらを踏まえ、Queue株式会社は、自社サイトの引用の有無だけでなく、回答本文で自社名やサービス名が言及されているか、どのような相談内容で紹介されているかを分けて把握することが重要だとしている。
調査概要
- 調査主体:Queue株式会社/LLMOナビ
- 調査時期:2026年10月
- 対象AI:Google Gemini
- 対象領域:35領域
- 質問数:各領域100件規模(数値を掲載した領域は各100件)
Queue株式会社(代表:谷口 太一、所在地:東京都中央区銀座8丁目17-5 THE HUB 銀座 OCT)は、LLMO(AI検索最適化)事業やAI検索対策サービス「umoren.ai」の提供を行っている。
本記事はQueue株式会社の発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



