熊本県、半導体ピッチイベントを2027年2月に開催へ 9月より募集
熊本県は、半導体分野のベンチャーやスタートアップの支援を目的とした公式ピッチイベント「Kumamoto Semiconductor Venture Pitch 2026-2027」を、2027年2月17日(水)に開催します。開催に先立ち、2026年9月1日(火)から10月30日(金)までエントリーを受け付けます。同県から世界に挑む半導体ベンチャー・スタートアップの発掘と育成を目指す取り組みです。
開催背景と目的
熊本県は1960年代に大手半導体企業が進出して以来、関連企業が集積し、日本有数の製造拠点として発展してきました。現在、県内の半導体産業は各種製造業の中で製造品出荷額等や就業者数ともに県内最大規模を誇り、TSMCの進出を契機にさらなる成長が期待されています。一方で、大手企業依存の産業構造の中で、新産業や雇用の創出が課題となっています。
こうした課題解決のため、熊本県は熊本大学や県内企業と連携し、技術開発や人材育成を進めるとともに、半導体技術と他産業の融合によるベンチャー創出を重視しています。今回のピッチイベントもその一環として実施され、「半導体で起業するなら熊本」というブランドの確立と挑戦者の成長支援を目指しています。
募集コースと審査基準
募集は、事業化や社会実装を目的とした「イノベーションビジネス枠」と、未来社会の価値創出を目的とした「イノベーションアイデア枠」の2コースで行われます。
- 対象:半導体分野におけるベンチャー企業(新規事業等に取り組む中堅・中小企業を含む)、スタートアップ企業、創業を目指す団体・個人(海外企業も含む)、国内大学、高等専門学校、工業系高等学校の学生・教職員
- 募集テーマ:設計・開発革新、製造・検査・装置革新、材料・部材・実装革新、その他の半導体産業革新(環境負荷低減、水・電力利用、資源循環・サプライチェーンの強化等)
- 審査項目:市場規模とその成長性、技術の革新性・優位性、事業化の実現可能性(短期、中長期)、組織体制、熊本県内企業との協業・連携(加点項目)
- 対象:国内大学、高等専門学校、工業系高等学校の学生・教職員
- 募集テーマ:イノベーションビジネス枠の募集テーマに加え、その他の半導体を利用した新たなサービスや事業アイデア(半導体やその要素技術を活用したものも応募可能)
- 審査項目:未来社会に与える影響度、アイデアの独創性、実現可能性、説明の明快さ・論理性、熊本の魅力向上貢献
審査の流れとマッチング支援
応募受付後、書類審査によって各コース5者程度の本選発表者を決定します。書類審査通過者には、コンサルタントによる個別メンタリングや集団研修といった伴走支援が提供され、プランのブラッシュアップが行われます。
2027年2月17日(水)の本選では、熊本城ホールにてプレゼンテーション審査が実施され、受賞者が決定されます。また、登壇者のビジネスプランや技術内容に親和性のある企業等のイベント参加を促し、企業間交流などを通じて個別連携に繋がるようサポートするマッチング支援も予定されています。
- イベント名:Kumamoto Semiconductor Venture Pitch 2026-2027
- 開催時期:2027年2月17日(水)
- 会場:熊本城ホール(熊本県熊本市中央区桜町3-40)
- 主催:熊本県(知事:木村 敬)
- エントリー期間:2026年9月1日(火)~10月30日(金)まで
- 特設サイト:https://kumamoto-svp.studio.site/
- 応募フォーム:https://forms.cloud.microsoft/e/4KHQAXuqa0
本記事は熊本県の発表をもとに作成しています。
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