GeeSPORTS協会が設立 2030年の世界大会構想や第2回全国大会を発表
シニア向けの多世代融合型eスポーツ「GeeSPORTS」の普及啓蒙を推進するGeeSPORTS協会の設立会見が10月1日に行われ、代表理事の大﨑洋氏と理事の高橋潤氏が登壇した。会見では、高齢者が社会とつながる地域デジタルスポーツとしてのGeeSPORTSの概要や、2030年に開催を目指す世界大会「GeeSPORTS World Championship」構想が発表された。また、同日には第2回全国大会「GeeSPORTS Japan Championship2026」も開催された。

多世代交流と社会課題解決を目指すGeeSPORTS
GeeSPORTSは、「シンプルな操作」「声をかけ合う」「誰もが楽しめる」をコンセプトにするシニアも主役や主体になれるeスポーツである。高齢層でも操作しやすいシンプルな操作性のオリジナルゲームを、監督とプレイヤー3人の4人チームで対戦することで、シニア同士だけでなく若者世代との交流を創出する多世代融合型eスポーツプロジェクトとなっている。
同協会は、シニア世代に生きがいや人とのつながりを生み出すと同時に、ゲームを通じて高齢化社会の課題を解決していくことを目指している。シニア世代の孤立や孤独感の解消を掲げ、社会との多様なつながりを作る取り組みとして、自治体やシニア向け事業者での実証が進められている。昨年は大阪・関西万博で第1回全国大会が開催された。
教育現場や地域イベントへの広がり
GeeSPORTSは、京都のeスポーツイベントに採用されているほか、各地のお祭りや自治体イベントで体験会を実施している。
大﨑氏が校長を務める雨ニモマケズ高等学校(2027年4月開校)では、部活動のひとつとしてGeeSPORTSを取り入れる。高橋氏は、ゲームを通じて地域の若者が参加することで高齢化社会の担い手不足を補えるとし、高校の部活が地域の体験会運営に携わる実証を始めていることなどを挙げた。
第2回全国大会を開催 チーム亀岡が日本一に
10月1日には、大阪・うめきたSHIPホールで第2回全国大会「GeeSPORTS Japan Championship2026」が開催された。地域予選を勝ち抜いた5チームが出場し、トーナメントが進行した。
大会の結果は以下の通りである。
- 優勝:京都府亀岡市・チーム亀岡(優勝メダルおよび賞金50万円を授与)
- コミュニティ賞:宮城県丸森町・ほでなーず
2030年の世界大会開催へ向けた構想
協会は、2030年の「GeeSPORTS World Championship」開催へ向けたグローバル展開を本格化することを宣言した。GeeSPORTSを通じて、高齢者を従来の福祉対象から「地域を代表し世界を目指す挑戦者」へ再定義することを掲げている。
高橋氏は、地域大会を各自治体に提案し全国大会へつなげる仕組みづくりや世界への普及について語った。また、大﨑氏は、AIロボットや高齢者、子どもたち、お笑い芸人を含め、支え合って楽しく過ごす未来づくりの重要性を呼びかけた。
本記事はGeeSPORTS協会の発表をもとに作成しました。




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