生成AIの国内旅行サイトおすすめ調査、じゃらんnetが言及率100%で1位
株式会社ブランディングワークスは、生成AIが「国内旅行サイトのおすすめは?」という質問にどの企業の名前を挙げるかを継続的に記録する定点調査を実施し、2026年9月分の結果を公開しました。調査では自社開発のLLMO計測ツールを用い、ChatGPTおよびGeminiの回答内容を記録・集計しています。
調査結果によると、AIの回答に最も多く登場したのはじゃらんnetで、言及率は100%、平均登場順位は2.1位となりました。
国内旅行サイトのAI言及率ランキング
集計された言及率ランキングでは、じゃらんnet、楽天トラベル、一休.comの上位3サービスがいずれも言及率100%を記録しました。同率の場合は回答内で先に挙げられた順である平均登場順位で順位付けされており、上位の詳細は以下の通りです。
1位 じゃらんnet 言及率100%(平均登場順位2.1位) 2位 楽天トラベル 言及率100%(平均登場順位2.1位) 3位 一休.com 言及率100%(平均登場順位2.6位) 4位 JTB 言及率90.7%(平均登場順位5.7位) 5位 Yahoo!トラベル 言及率83.3%(平均登場順位3.6位) 6位 日本旅行 言及率66.7%(平均登場順位6.6位) 7位 トラベルコ 言及率40.7%(平均登場順位6位) 8位 JR東海ツアーズ 言及率37%(平均登場順位5位) 9位 Relux 言及率33.3%(平均登場順位5位) 10位 阪急交通社 言及率20.4%(平均登場順位7.5位)
AIツールによる言及傾向の違い
ChatGPTとGeminiの両方において言及率1位はじゃらんnetで一致したものの、AIの種類によって挙がる企業名に差異が見られました。

ReluxはGeminiのみが名前を挙げ、ChatGPTの回答には登場しませんでした。一方で、阪急交通社、近畿日本ツーリスト、クラブツーリズムはChatGPTのみに登場しています。
また、両方のAIに登場したサービスでも比率に差があり、Yahoo!トラベルはChatGPTの67%に対しGeminiでは100%となりました。逆にトラベルコはChatGPTが78%、Geminiが4%となり、JR東海ツアーズもChatGPTが70%、Geminiが4%と、ChatGPTでの言及率が大きく上回る結果となっています。
3つの紹介切り口と引用元シェア
回答内容の分析では、AIが利用者の重視するポイント別にサービスを紹介する傾向が確認されました。主な切り口と紹介企業は以下の通りです。

- ポイント還元(回答の85.2%に登場):楽天トラベル、Yahoo!トラベル、じゃらんnet
- サポート体制(回答の22.2%に登場):JTB、日本旅行、近畿日本ツーリスト
- 価格比較(回答の16.7%に登場):トラベルコ、LINEトラベルjp、エアトリ
また、回答の根拠として引用されたサイトは比較サイトやランキング記事が中心となっており、引用シェアの上位は以下の通りです。
- life.oricon.co.jp(引用シェア64.4%)
- tour.ne.jp(引用シェア16.3%)
- www2.jpx.co.jp(引用シェア5.8%)
- kankomie.or.jp(引用シェア3.8%)
- opendoor.co.jp(引用シェア1.9%)
調査概要と会社概要
本調査の概要は以下の通りです。
- 調査名: 生成AI業界調査(2026年9月)
- 調査主体: 株式会社ブランディングワークス
- 調査期間: 2026年9月18日〜9月30日のうち計測を実施した9日間
- 調査方法: ChatGPT(モデル: gpt-5.1)およびGemini(モデル: gemini-3.1-pro)の各APIに対し、「国内旅行サイトのおすすめは?」という同一の質問を計測日ごとに各3回ずつ送信し、回答に登場した企業名を集計(Web検索機能を有効にした状態で実施)
- 有効回答数: 54件(2AI × 1日3回 × 計測9日間)
- 集計定義: 言及率 = 企業名が登場した回答数 ÷ 全回答数 / 平均登場順位 = 回答内で何番目に挙げられたかの平均
発表元の株式会社ブランディングワークス(代表取締役: 根谷泰順、所在地: 千葉県柏市若柴178番地4 柏の葉キャンパス148街区2 ショップ&オフィス棟6F)は、SEOやAI検索対策(AIO/LLMO)の支援などを手がけています。
本記事は株式会社ブランディングワークスの発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



