Hikvisionが屋内用LEDディスプレイPrimeシリーズの国内展開を発表
Hikvisionは、最先端のパッケージング技術「MIP(Micro/Mini LED in Package)」を採用した屋内固定型LEDディスプレイ「Primeシリーズ」の日本国内本格展開を発表した。従来のSMD技術を刷新する面光源・5面発光構造による広視野角(FoV 175°)やフリップチップ構造、軽量・薄型・高拡張性を備えた第5世代キャビネットを融合させている。企業エントランスや役員会議室、監視制御ルーム、ハイエンドリテール、ショールームなどに向けて新たなソリューションを提供するとしている。
微細ピッチと16:9比率を備えたフラッグシップモデル
Primeシリーズは、Hikvisionの屋内固定型LEDラインナップの中核(ハイエンド〜アッパーミドル)を担う製品となる。ピクセルピッチはP0.93、P1.25、P1.56mmの微細ピッチを展開し、フリップチップMIPモデル(800 nits)と正装チップMIPモデル(600 nits)を揃え、用途や設置環境の照明照度に応じた選択が可能となっている。
キャビネットサイズは幅600×高さ337.5mmの標準16:9比率を採用した。キャビネットを連結することで、画面の歪みやアスペクト比の破綻なく2K(FHD)、4K(UHD)、8Kの標準ビデオウォールを構成できる。

LEDディスプレイの画素微細化が進む中、Hikvisionはマストランスファー(大量転写)技術を駆使し、超微細ピッチ領域において表示品質と生産性を両立させた。
上位モデルに採用されているフリップチップMIP構造では、LEDチップの向きを反転させて電極を回路に直接接続することで、従来の正装チップで用いられていた金属リード線を撤廃している。これにより、光の遮水や熱損失を防いで最大800 nitsの高輝度を省電力で実現する。さらに、経年によるリード線の酸化・腐食・断線のリスクを排除し、長期間にわたり不点灯のない安定した連続稼働を可能にしている。
施工・保守・運用を最適化する「第5世代LEDキャビネット」

Primeシリーズは、構造から内部回路まで徹底的なモジュール共通化と最適化が図られた第5世代LEDキャビネットに搭載されている。主な特徴は以下の通り。
- 「N-in-1」統合プラットフォーム:MIP、COB(Ultraシリーズ)、HOB(Solidシリーズ)の異なる封止方式や、コモンカソード/コモンアノード、正装/フリップチップを同一キャビネット構造で共通サポート
- 超薄型・超軽量・高強度デザイン:キャビネット厚は30mm未満、重量は3.4kg以下。独自のI字型バックパネル構造により荷重を45%削減しつつ剛性を高め、歪みなく最大17メートルの高さまで連結・スタッキング設置が可能
- フレーム&ボード分離構造:キャビネットフレームとランプボードを完全に分離可能な構造とし、搬入やフレーム先行設置、ボード実装をスムーズに行うことで工期短縮に貢献
- 大型ボード設計(4枚構成):従来の8枚構成から4枚構成の大型ボードに刷新して継ぎ目を半減。パネル間の物理的な平坦性とつなぎ目の美しさを高め、取り外し可能な配線穴により下部ケーブルの隠蔽が可能
- キャビネット単体キャリブレーション:工場出荷時にキャビネット単体での色校正を実施し、現場での複雑な再調整を不要化
- 「3-in-1」統合制御システム:電源ユニット、受信カード、HUBボードを1つのモジュールに集約し、配線の煩雑さ解消と予備部品の在庫管理コスト削減を実現

生産体制と日本国内の問い合わせ先
Hikvisionは、世界180以上の国と地域で商用ディスプレイビジネスを展開している。杭州に構える30,000㎡の専用生産ラインには超高速パッチラインを導入し、1日あたり6,400万個のランプビーズを実装できる体制を整えている。また、LED業界初となる自社開発の「全自動エージング試験ライン」により、マシンビジョン技術を用いて経年劣化データをリアルタイムで自動監視・品質管理している。
日本国内における製品に関する情報は以下の通り。
- 会社名:HIKVISION JAPAN株式会社
- 所在地:〒108-0075 東京都港区港南3丁目8-1 住友不動産品川港南ビル4F
- お問い合わせ:0120-759-295
- 公式サイト:https://www.hikvisionjapan.com/
本記事はHikvisionの発表をもとに作成されています。
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