りそな銀行など6行、LBOローン提供ファンド組成へ合弁契約締結
株式会社りそな銀行、株式会社埼玉りそな銀行、株式会社あおぞら銀行、三井住友信託銀行株式会社、株式会社福岡銀行、株式会社常陽銀行の6行は、国内レバレッジド・バイアウト(LBO)ローンを提供するプライベート・デット・ファンドの組成・運用を目的とした株式会社日本プライベートクレジットの共同運営に関する合弁契約を締結しました。大企業の組織再編や企業の非公開化ニーズなどを背景に拡大するLBOローン需要に対応します。
設立の背景と市場の課題
国内のLBO市場は、大企業の組織再編や東証市場改革、企業の非公開化ニーズの高まりなどを背景に拡大しており、取引規模の大型化に伴いLBOローンの需要も大型化・高度化しています。一方で、市場拡大が進むなかで資金供給者が一部の金融機関に偏っている点が課題とされています。
企業への貸付を通じて資金を供給するプライベート・デット・ファンドを通じ、銀行やプライベート・エクイティ・ファンド(PEファンド)に加えて機関投資家などからの多様で安定的な資金供給を確保し、適切なプライシングや融資条件による健全で持続可能な市場の維持・発展を目指します。
6行は、株式会社日本プライベートクレジットを通じて総額約500億円のプライベート・デット・ファンドを組成します。PEファンド等と連携しながら企業の構造改革や成長投資を金融面から支援し、日本経済の活性化に貢献していく方針です。
また、保険会社や年金基金などの機関投資家に対して国内の優良なLBOローンアセットへの投資機会を提供するほか、国内金融機関における専門人材の育成を後押しし、LBOローン市場を支える共通プラットフォームの構築を進めます。今後は国内投資資金によるファンドとして運用ノウハウの蓄積や投資・リスク管理体制の高度化を進め、投資家層と運用規模の拡大を図るとしています。
株式会社日本プライベートクレジットの概要
- 商号: 株式会社日本プライベートクレジット
- 所在地: 東京都中央区日本橋茅場町二丁目12番10号
- 設立日: 2025年7月1日
- 資本金: 1億円(払込資本は2億円)
- 役員に関する事項: 代表取締役 中里 弘樹、代表取締役 大西 義朗、取締役 野上 稔久
- 目的: 投資事業組合(ファンド)の組成、運営及び管理/投資事業組合(ファンド)の持分の募集又は私募/投資事業組合(ファンド)財産の運用及び管理/債権の取得、管理及び処分/貸金業/有価証券の取得及び運用/企業経営等に関するコンサルティング業務/前各号に付帯又は関連する一切の業務
本記事は株式会社りそな銀行、株式会社埼玉りそな銀行、株式会社あおぞら銀行、三井住友信託銀行株式会社、株式会社福岡銀行、株式会社常陽銀行の発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



