アストンマーティンVantageがWEC富士で2位 ブリティッシュGTでは全冠達成
富士スピードウェイで行われたFIA世界耐久選手権(WEC)の富士6時間耐久レースにおいて、The Heart of RacingのアストンマーティンVantageが2位に入り、今シーズン5度目となる表彰台を獲得しました。また、同日にブランズハッチで開催されたブリティッシュGT選手権のシーズン最終戦では、Vantage GT4がGT4クラスの全タイトルを制覇しました。

予選16番手からの反撃で2位表彰台を獲得
9月27日の富士6時間耐久レースで、イアン・ジェームズ、マティア・ドルディ、ザック・ロビションが乗る27号車Vantageは、前戦サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)優勝に伴う18kgのサクセスバラストを積み、予選の雨天中止によりプラクティスのタイムに基づくグリッド16番手からスタートしました。
レース中はピットレーンペナルティや他車との接触による左リアのパンクに見舞われたものの、セーフティカー出動中にタイヤを交換するなどの戦略を展開しました。終盤の猛攻により首位と1秒強の差まで迫って2位でフィニッシュし、ドライバー部門およびチーム部門でそれぞれ合計62ポイントを獲得し、首位と14ポイント差のランキング4位に浮上しました。
WEC富士での通算表彰台記録を17回に更新
アストンマーティンVantageは、富士におけるWECで5世代にわたり通算17の表彰台(うち7つの優勝を含む)を獲得しています。耐久モータースポーツ責任者のアダム・カーターは、残り2戦に向けてタイトル獲得の目標が現実味を帯びてきたと述べています。
なお、レースに投入されているVantage GT3は、市販車のVantageと同じ接合アルミシャシーをベースとし、4.0リッターV8ツインターボエンジンを搭載しています。
9月27日にブランズハッチで開催されたブリティッシュGT選手権の最終戦では、VantageがGT4クラスの総合およびシルバーカップを含む全タイトルを獲得しました。
Grange Racing with FSRのダレン・ターナーとダン・ラベリーはシーズンを143.5ポイントで終え、オウトン・パークとスパ・フランコルシャンでの総合優勝実績に基づくカウントバックによりGT4総合チャンピオンに輝きました。2人はPro-Amクラスのタイトルも獲得し、チームもGT4チームチャンピオンとなりました。また、MK Racingのウィル・オートンとともにGT4シルバーカップを獲得したジェシカ・ホーキンスは、同選手権史上3人目のクラスタイトル獲得女性ドライバーとなりました。
- 設立:1913年(ライオネル・マーティン、ロバート・バンフォードによる)
- 拠点:英国ゲイドン(スポーツカー製造拠点)、ウェールズのセント・アサン(DBX製造拠点)
- 上場市場:ロンドン証券取引所(Aston Martin Lagonda Global Holdings plc)
- 主なモデル:Vantage、DB12、Vanquish、DBX、Valhalla
本記事はアストンマーティンの発表をもとに作成されています。
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