AutodeskがAI Transparency Cardsを拡充 Assistantから確認可能に
米国カリフォルニア州に本社を置くAutodesk, Inc.は、Autodesk AI の透明性向上に向けた取り組みとして、「AI Transparency Cards(AI透明性カード)」の内容を拡充しました。あわせて、デザインと創造(Design & Make)のための AI インターフェース「Autodesk Assistant」から、その情報を直接確認できるようにしました。これにより、利用者は Autodesk Assistant に自然言語で質問することで、AI 機能が扱うデータや仕組み、安全対策などに関する回答を作業環境内で得られるようになります。
AI機能の仕組みを可視化するAI Transparency Cards
AI Transparency Cards は、Autodesk の各 AI 機能の仕組みやデータの取り扱いなどをわかりやすく説明するものです。食品などの栄養成分表示をモデルに、各 AI 機能が何を行うのか、どのようなモデルを使用しているのか、どのようにトレーニングされたのかといった情報をまとめています。
Autodesk は 2024 年、AI に関する利用者の疑問に応えるために AI Transparency Cards を公開しました。その後、利用者からのフィードバックなどをもとに検証を重ねてきました。
Deloitteとの調査を踏まえ詳細情報を追加
Autodesk は Deloitte と連携し、信頼を「人間性(humanity)」「透明性(transparency)」「能力(capability)」「信頼性(reliability)」の 4 つの要素に整理する「Trust ID」フレームワークを用いた調査を実施しました。その結果、AI Transparency Cards を確認することで透明性や信頼性への評価が高まる一方、AI 機能のトレーニング方法や安全対策などについて、より詳しい情報が求められていることが明らかになりました。
これを受け、従来の「機能に関する情報(feature information)」と「信頼に関する要素(trust ingredients)」という 2 つのセクションを発展させ、以下の情報を独立した項目として追加しました。
- データの取り扱い
- お客様による選択・コントロール
- 安全対策
- モデルプロバイダーに関する情報
Autodesk Assistantから直接質問が可能に

これまで AI Transparency Cards の情報を確認するには Autodesk Trust Center にアクセスする必要がありましたが、今回のアップデートにより、Autodesk Assistant から直接質問できるようになりました。
利用者は自然言語を用いて、以下のような内容を確認できます。
- AI 機能が何をするのか
- どのようなデータを処理するのか
- どのような安全対策や人による監督が適用されるのか
- どのような制約があるのか
- 基盤となるモデルとして何を使用しているのか
Autodesk Assistant による回答には情報源となった AI Transparency Card が明示され、回答の根拠となる情報をカードから直接確認することも可能です。この機能は現在 Autodesk Assistant で利用可能となっており、今後も継続的な改善が行われる予定です。
Autodeskの概要
Autodesk の概要は以下の通りです。
- 設立:1982 年
- 本社所在地:米国サンフランシスコ
- プレジデント 兼 CEO:アンドリュー・アナグノスト
- 事業展開:世界約 40 カ国・地域
- 公式サイト:https://www.autodesk.com/jp
本記事は、米国 Autodesk 社が 2026 年 9 月 15 日(米国現地時間)に発表したニュースブログ記事をもとに作成しました。
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