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Scene Liveが事業横断型の研究開発組織New Standard室を新設

セールス・HRテック領域のSaaSを開発・提供する株式会社Scene Liveは、2026年9月1日付で事業横断型の研究開発組織「New Standard室」を新設しました。同組織は、事業を横断した技術やデータの研究開発を推進します。感覚や経験に頼らざるを得なかった判断をデータによって支援する仕組みをつくり、同社ならではの新しい基準の創出を目指します。

研究機能の集約と連携強化が目的

株式会社Scene Live(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:磯村 亮典)は、アウトバウンドコールシステム「lisnavi(リスナビ)」や面接官支援型AIプロダクト「bq-Recruit(ビーキューリクルート)」など、セールス・HRテック領域のコミュニケーションを支援するSaaSを展開しています。

これまで同社では各プロダクトの企画・開発と並行して研究開発を行っていましたが、担当者が各組織に分かれていたため、専門的知見の組織的な蓄積やプロダクト横断での研究成果の活用に課題を抱えていました。また、プロダクトマネジメント業務との兼務により、一つの研究テーマに継続して向き合う環境の整備が求められていました。そこで、分散していた研究機能を集約し、研究に集中できる環境とプロダクトチームとの緊密な連携を両立させるために本組織が設立されました。

New Standard室の役割と運用方針

組織の名称は、同社のMissionである「“新しい基準 ━ New Standard”を創出し、社会の不合理をなくす。」に由来しています。

New Standard室は、コミュニケーションデータを共通の研究基盤とし、各プロダクトが目指す姿から逆算して研究テーマを設定します。各事業の責任者やプロダクトマネジメント部門、開発部門と連携しながら、研究や検証、プロトタイプ開発、プロダクトへの実装検討までを推進します。研究成果を提示するだけでなく、顧客に届く価値へ転換することを重視し、専門的な知見をチームで共有・蓄積してプロダクトや事業の成長につなげる役割を担います。

New Standard室では、音声を分析可能な要素に分解し解釈を持たせたデータと定義される「コミュニケーションデータ」を中心とした研究に取り組みます。文字起こしだけでは捉えきれない情報も含めて活用し、各領域で以下の状態を目指します。

  • 営業支援領域:一律に活動量を増やすのではなく、各種情報を活用して適切な相手やタイミング、提案内容を判断できるようにするため、データの整理や分析、解釈に関する研究を進めます。
  • 採用・組織支援領域:経験や感覚に基づく判断が多い採用や人材育成において、コミュニケーションデータを新たな判断材料として加え、多面的な理解を促す研究を進めます。

同室はプロダクトへの実装に必要な要件を明確にして関連部門へつなぎ、プロダクトを通じて得られたデータや顧客の声も研究へ還元して検証と改善を継続する方針です。

今後の展望

今後は、得られた研究成果を既存プロダクトへ反映するとともに、蓄積した技術や知見を起点とした新たなプロダクトの可能性も検討していくとしています。研究開発を事業やプロダクトづくりに根づかせ、データによる判断支援の仕組みを構築していく考えです。

本記事は株式会社Scene Liveの発表をもとに作成

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