宗像・沖ノ島遺産群保存活用協議会と英研究所が協定締結へ 記念講演会を開催予定
令和9年に世界遺産登録10周年を迎える「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群において、「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群保存活用協議会は、さらなる国際的な価値発信と学術交流の連携強化を目指し、英国セインズベリー日本藝術研究所と協定を締結します。

これに伴い、令和8年10月4日(日)に宗像大社辺津宮勅使館にて、協定締結式および関係者に向けた記念講演会が開催されます。
国際的な価値発信に向けた協定締結


「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群保存活用協議会は、福岡県、宗像市、福津市、宗像大社の4者で構成される組織です。今回の協定は、同遺産群の国際的な価値発信および学術交流の連携強化を目的として、英国セインズベリー日本藝術研究所との間で結ばれます。
協定締結式には、協議会会長の服部 誠太郎(福岡県知事)と、セインズベリー日本藝術研究所のサイモン・ケイナーが出席する予定です。
記念行事のプログラム

行事は2部構成で実施されます。第1部の記念講演会では講演とパネルディスカッションが行われ、第2部で協定締結式が執り行われます。

- 日時:令和8年10月4日(日)13:00~15:00
- 会場:宗像大社辺津宮勅使館(福岡県宗像市田島2331)
- 13:00 開会行事:協議会副会長 伊豆 美沙子(宗像市長)
- 13:10 講演「英国における海を介した交流と祭祀・信仰の変化」:サイモン・ケイナー
- 13:50 パネルディスカッション「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群の国際的な価値発信」
- 司会:溝口 孝司
- 登壇者:サイモン・ケイナー、鈴木 地平、葦津 敬之(宗像大社宮司)
- 14:30 協定締結式:サイモン・ケイナー、協議会会長 服部 誠太郎(福岡県知事)
- 14:50 閉会行事:副会長 福井 崇郎(福津市長)
- 15:00 閉会
登壇者とセインズベリー日本藝術研究所について

記念講演に登壇するサイモン・ケイナー氏は、セインズベリー日本藝術研究所の統括役所長・考古・文化遺産センター長およびイースト・アングリア大学日本学センター長を務める考古学者です。日本の先史時代を専門とし、2010年以降、本遺産群の調査研究に国際的な比較研究の立場から関わっており、2024年度 国際交流基金賞・外務大臣表彰を受賞しています。
パネルディスカッションで司会を務める溝口 孝司(みぞぐち こうじ)氏は九州大学教授で、日本考古学・社会考古学を専門とし、世界考古学会議(WAC)の第6代会長や英国学士院(British Academy)の国際会員を務めています。また、登壇者の鈴木 地平(すずき ちへい)氏は文化庁文化資源政策・記念物課 文化遺産国際協力室文化財調査官として、本遺産群をはじめとする国内の世界文化遺産登録や保護に携わっています。
協定相手先となる英国セインズベリー日本藝術研究所は1991年に設立され、日本の芸術・文化分野において研究を行う英国の研究機関です。イースト・アングリア大学やロンドン大学東洋アフリカ研究学院(SOAS)、大英博物館との共同研究を行うほか、講演、出版、イベント、展示などを通じて日英の学術・文化交流に寄与しています。
本記事は「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群保存活用協議会の発表をもとに作成しています。
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