estie、2026年8月の都心5区オフィス需給動向を発表 募集面積は減少
株式会社estieは、オフィスデータ基盤サービス「estie オフィスリサーチ」による分析データをまとめた最新不動産マーケット動向レポート「エスティ マーケットレポート」2026年9月号を配信開始した。本号では、千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区の都心5区におけるオフィス物件の需給バランスについて調査している。2026年8月の都心5区全体では、募集終了面積が募集開始面積を大きく上回り、募集面積ストックが前月比6.8%減となった。
都心5区全体の需給動向
2026年8月の都心5区全体では、募集終了面積が44,910坪(前月比28.4%増)となり、募集開始面積の22,837坪(前月比66.3%減)を大きく上回った。この結果、募集面積ストックは前月比6.8%減の302,683坪となった。
行政区別の動きと大型ビルの影響

行政区別に見ると、中央区で募集終了面積が18,193坪(前月比258.5%増)と大幅に増加する一方、募集開始面積は4,498坪(前月比15.0%減)にとどまり、募集面積ストックは前月比15.5%減となった。これは八重洲エリアで2026年2月竣工の大型オフィスビル「TOFROM YAESU TOWER」(グレードA)の募集終了(9,810坪)が主な要因であり、都心5区全体の減少をけん引した。

他の4区の募集面積ストックは、千代田区が79,205坪(前月比1.1%減)、港区が100,876坪(前月比3.3%減)、新宿区が27,189坪(前月比7.4%減)、渋谷区が20,888坪(前月比8.1%減)と、総じて落ち着いた動きとなった。なお、本号の前月比は最新のデータ更新を反映した数値をもとに算出されており、過去号の掲載値とは一致しない場合があるとしている。
注目サブマーケットの動向
注目サブマーケットとして取り上げられた「日本橋・八重洲・京橋」エリアでは、「TOFROM YAESU TOWER」での9,810坪の募集終了が発生し、エリア全体の募集終了面積は12,874坪(総貸付可能面積比2.24%)に達した。募集開始面積は894坪(同0.16%)にとどまり、潜在空室率は1.75%(前月比2.09ポイント減)、平均募集期間は369日(前月比24日減)へ短縮し、需給の引き締まりが進んでいる。
「臨海」エリアでは、有明セントラルタワーやタイム24ビルを中心に募集終了が進み、募集終了面積は3,865坪(総貸付可能面積比1.67%)となった。一方で、潜在空室率は5.84%(前月比1.22ポイント減)、平均募集期間は598日(前月比66日増)と、依然として高い水準が続いている。
株式会社estieの概要
商業用不動産データ分析基盤「estie オフィスリサーチ」などを展開する株式会社estieの概要は以下の通り。
- 会社名: 株式会社estie
- 所在地: 東京都港区赤坂9-7-2 東京ミッドタウン・イースト4F
- 代表者: 代表取締役 平井 瑛
- 設立: 2018年12月
- コーポレートサイト: https://www.estie.jp/
- 公式X: https://x.com/estie_corp

本記事は株式会社estieの発表をもとに作成。
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