うるるBPOとスパイダープラス、紙図面の電子化とAI活用支援BPOサービスを提供へ
株式会社うるるの100%子会社である株式会社うるるBPOは、スパイダープラス株式会社と協業し、建設会社が保有する紙図面や竣工図書を電子化して生成AIで活用可能なデータ資産へ変換する建設業向けBPOサービスの提供を開始した。
本サービスは、過去の紙資料が検索・活用できないことやデータ整備の遅れといった課題に対し、うるるBPOのスキャン・データ化ノウハウとスパイダープラスの建設DXに関する知見を掛け合わせ、紙資料の電子化からAI-Ready化までを包括的に支援するものである。
協業とサービス提供の背景
うるるBPOは総合型アウトソーシングサービスを展開し、累計約34,000件の受託案件を通じて多様な業務フローを設計・運用してきた。徳島スキャンセンター等の物理アセットや人的リソース、ディレクションノウハウを活用し、紙資料の電子化からAI-Readyデータへの構造化までを一気通貫で支援している。2026年6月からは企業のAI活用を支援する「ULURU AIブリッジ」を提供するなど、支援領域を拡大している。
一方、スパイダープラスは建設DXサービス「SPIDER+」を2011年より提供しており、2026年6月末時点で2,200社超、約78,000ユーザーに利用されている。
建設現場ではデジタル化が進む一方、過去数十年分の竣工図書や施工記録が紙のまま保管されているケースが多く、検索や参照の困難さが生成AIやRAG活用の障壁となっている。また、過去図面を探す工数の発生や、ベテラン技術者の引退に伴うノウハウ継承の難しさも課題とされていた。うるるBPOはこれまでにもスパイダープラス社内の契約書や社内資料等、約1,500件のスキャニング・PDF化・ファイル整理を受託した実績があり、今回の協業に至った。


提供サービスの主な特長
本サービスでは、建設会社が保有する紙図面や竣工図書を、検索や生成AI活用が可能なデータ資産へ変換する。主な特長は以下の通りである。
- 大量の紙資料を電子化・AI-Ready化:大量・大判図面の回収から、セキュリティ環境を備えたセンターでのスキャン、OCR処理、メタデータ付与までを担い、生成AIが参照しやすいデータへ構造化する。
- 必要な情報を探せる環境の整備:ファイル名付与規則の統一やフォルダ整理を行い、「SPIDER+」で活用できる形に整備して検索・参照できる環境づくりを支援する。
- データ整備の先にあるAI活用・業務改善への対応:法令や社内規程に基づく保存要件を見据え、データの継続的な整備・更新や生成AI活用、業務プロセス改善を支援する。また、紙資料のデジタル化により情報資産の消失リスク低減と事業継続(BCP)基盤の強化にも寄与する。

株式会社うるるBPO代表取締役社長の桶山雄平氏は、紙をデータに変えるだけでなくAIや日々の業務で活用できる状態にすることが重要であるとし、今後は紙資料が多く残るさまざまな業界にも知見を広げるとしている。また、スパイダープラス株式会社BPO本部長の古家信之氏は、現場での即時検索やAI活用まで見据えた情報資産へと昇華させ、業界の生産性向上と技術継承に貢献する旨を述べている。

本サービスの提供開始に伴い、2026年10月30日までの申し込みを対象とした「紙図面ゼロ化キャンペーン」が実施される。
- 特典1:AI活用支援(一定額以上のスキャン業務を依頼した企業を対象に、AI活用診断・シミュレーション等の一部を無料で提供)
- 特典2:年内納品対応(10月末までに発注された案件について年内納品に対応。数量・仕様等により応相談)
- 特典3:電子化費用をスピード見積もり(保管状況などをヒアリングし概算費用を提示)

企業概要
スパイダープラス株式会社
- 設立:2000年2月
- 所在地:東京都港区虎ノ門2-2-1 住友不動産虎ノ門タワー27階
- 代表者:代表取締役社長 伊藤 謙自
- 事業内容:建設DXサービス「SPIDER+」の開発・販売
株式会社うるるBPO
- 設立:2014年10月(株式会社うるるより子会社化)
- 所在地:東京本社 東京都中央区晴海3丁目 12-1 KDX晴海ビル9F/11F
- 代表者名:桶山 雄平
- 事業内容:総合型アウトソーシング「うるるBPO」、伴走型カスタマーサクセス代行サービス「CSer BPO」、高精度のAI-OCRサービス「eas」、障害者雇用トータル支援サービス「 eas next」
本記事は株式会社うるるBPOおよびスパイダープラス株式会社の発表をもとに作成されています。
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