ヤマキシ10店舗にシノプスのAI導入、人時売上高が前年比最大110%向上
株式会社シノプスは、株式会社山岸が展開するスーパーセンターやホームセンターなど10店舗において、シフト・作業スケジュール自動作成AIサービス「sinops-WLMS WORK(シノプス ワーク、以下「sinops-WORK」)」が導入されたことを発表しました。システムの運用を通じた店舗運営の高度化に向けた取り組みにより、人時売上高が前年比で最大110%向上したとしています。
導入の背景と課題

石川県および福井県でスーパーセンターやホームセンターを展開する「ヤマキシ」では、地域ニーズへの迅速・柔軟な対応を目的に店舗への権限移譲を推進してきました。店長の裁量を尊重した運営が強みである一方、シフトやスケジュールの管理方法が店舗ごとに異なり属人化が進んでいたほか、作業項目や基準が統一されておらず全社横断での作業工数の客観的把握が困難でした。また、作業時間や進め方もスタッフの裁量に委ねられて標準時間が見えにくく、業務効率化や適正な評価基準の設定が難しい状況にあったことから、業務の標準化と見える化による管理負担軽減や現場の生産性向上を目指して「sinops-WORK」が導入されました。
作業ログの蓄積と改善サイクルの確立

「sinops-WORK」は、最適なシフトや作業スケジュールを作成するだけでなく、日々の作業ログを取得して現状把握から分析、計画改善へとつなげる点が特徴です。ヤマキシでは従業員がスマートフォンから作業実績を入力してログを蓄積し、店舗ごとに異なっていた検品作業のルールなどを客観的に把握しました。発見した課題をもとに全店共通の作業ルールへの統一や手順の標準化を進め、実態に基づいた作業スケジュールと人員配置を行った結果、計画時数の過剰が抑制され、人時売上高は前年比最大110%まで向上しました。
ヤマキシの常務取締役である山岸 秀人氏は、作業実績の記録によって現場の課題が数値化・可視化され、客観的データに基づく業務改善を推進できる体制づくりを進めているとした上で、今後は明確になった新たな課題の解決を図りながらシステムの活用を進め、組織全体の基盤強化と店舗運営の高度化を目指すとしています。
今後の展望
ヤマキシは今後、作業ログに基づく改善サイクルを定着させて総労働時数の削減を目指す方針です。さらに、レジ種別ごとの必要稼働台数を自動算出することによる計画的な応援体制の構築や、シノプスの自動発注システムと連携した補充作業の効率化など、店舗全体の生産性向上に向けた施策を総合的に推進していく予定です。シノプスもシステムの活用と定着を継続的に支援していくとしています。
各社およびサービスの概要
- 株式会社山岸
- 代表取締役:山岸 信治
- 事業内容:ホームセンター・食品スーパーの店舗販売、移動スーパー、EC通販、LPガス・灯油の販売、太陽光発電システム運営・設置、住宅リフォームなど
- 株式会社シノプス
- 本社:大阪府豊中市
- 代表取締役社長:岡本 数彦
- 上場:東証グロース上場(証券コード:4428)
- 事業内容:需要予測型自動発注サービス「sinops」(シノプス)の開発・販売
- sinops-WLMS WORK
- 主な機能:勤務シフト 自動作成、作業スケジュール、作業割当自動作成、スマホを利用した作業予実管理
本記事は株式会社シノプスの発表をもとに作成されています。
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