エクシード、小中学生向けAI×Scratch教材を発表 無料モニター5教室を募集
10代向けデジタル人材育成サービス「TechHigher」を運営する株式会社エクシードは、小中学生向け教材「AI×Scratch うごく水族館作り」をリリースしました。Scratchによるプログラミング体験に生成AIを組み合わせた体験会向けの教材です。あわせて同社は、実際の体験会で本教材を活用しフィードバックに協力する無料モニター教室を、全国5教室限定で募集しています。
AI生成素材とScratchを組み合わせた作品づくり
「AI×Scratch うごく水族館作り」は、子どもがAIを使って魚のキャラクター、海の背景、音楽の素材を作成し、それらをプログラミング学習環境「Scratch」に取り込んで動かす体験会向け教材です。


AIに指示を出して終わるのではなく、生成した素材の背景を透過してScratchに取り込み、ブロックを組み合わせて魚を泳がせる構成となっています。魚が逆さまに泳いだり、音楽を追加すると動きが止まったりするトラブルも学びの一環として位置づけ、原因を考えて修正する試行錯誤のプロセスを重視しています。また、低学年や文字入力に不慣れな子ども向けに、コピー&ペースト用のプロンプト集や音声入力での進め方も用意されています。
指導要領改訂を見据えたAI・情報教育への対応
次期学習指導要領案では、小学校3年生以上で「情報の領域」を新設し、中学校で「情報・技術科」を新設する案が示されるなど、情報教育の拡充や生成AIの特性・リスクの理解が盛り込まれています。
エクシードではこれまでにも「Claude実践セミナー」などAI活用分野の取り組みを進めており、今回の教材はプログラミング教育にAI活用の視点を組み合わせた展開となります。定番教材であるScratchの楽しさを生かしながら、安全なAI活用と情報活用力の向上を支援する狙いがあります。
体験会運営を包括する教材パッケージ
本教材は、プログラミング教室が体験会やイベントで円滑に導入できるよう、必要な資材が一式パッケージ化されています。
- 本編動画
- 講師用ガイド(低学年・経験者への対応や保護者説明の進め方を含む)
- 生徒用テキスト
- コピペ用プロンプト集
- 保護者向け説明スライド
- サンプル素材


子どもが作品づくりに取り組んでいる時間を活用し、保護者へAI時代の学びや教室の指導方針を説明できる構成となっており、集客から当日の運営、保護者対応までを一体で進められる設計です。
無料モニター教室の募集概要と今後の展開
リリースに伴い、教材一式を無償提供して体験会の実施とフィードバックを求めるモニター教室を募集しています。
- 対象:小中学生向けプログラミング教室を運営している事業者
- 募集数:全国5教室限定(応募多数の場合は選考)
- 提供内容:「AI×Scratch うごく水族館作り」教材一式
- 費用:無料
- 条件:2026年10月末までに体験会を実施し、実施後のアンケート(参加人数、入会率、感想等)に協力すること
- 応募締切:2026年9月30日
同社は、モニター教室からのフィードバックをもとに正式版を整備し、外部教室向けの有料販売を予定しています。今後はRobloxなど既存の教材とAIを組み合わせた教材や、生徒・保護者向けのAIリテラシー教材の開発も進める計画です。
本記事は株式会社エクシードの発表をもとに作成しました。
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