Livetoon、AIキャラ用アセット売買のTatara Marketplace公開
株式会社Livetoonは2026年9月2日、AIキャラクタープラットフォーム「Tatara」において、3Dモデルや音声モデルなどのデジタルアセットを売買できる「Tatara Marketplace」を公開しました。同サービスでは、クリエイターが制作した作品を購入し、デスクトップ上で対話や作業を行うAIキャラクターに組み込むことができます。なお、Tatara本体は前日の9月1日に招待制を解除し、正式リリースされています。

Tatara Marketplaceは、クリエイターが制作しAIキャラクターでの利用を許諾した作品を、明示された条件と対価のもとで提供する場として展開されます。取り扱うデジタルアセットは、VRM形式を中心とした3Dモデル、音声モデル、会話や状況に応じて再生するモーションのほか、今後追加される人格・口調設定やプラグインなどの拡張要素です。
購入したアセットはTatara上でAIキャラクターに適用でき、稼働画面の配信やアーカイブ公開による収益化も認められています。一方で、アセットや生成音声の抽出、外部ツールへの取り込み、AIへの再学習、再配布、再販売は禁止されています。
アセットの販売価格は原則としてクリエイター自身が設定し、販売手数料10%を除く代金の90%がクリエイターの売上金として計上されます。著作権などの知的財産権は販売後も権利者に留保され、クリエイターはTatara外でも引き続き作品を販売可能です。
音声やアセットの無断AI学習を禁止し権利保護を徹底
Tataraでは、マーケットプレイスで扱う音声モデルとは別に、提供者本人と個別に契約を結んだ「基本ボイス」を提供しています。基本ボイスはサービスの利用実績に応じて音声提供者へ収益が分配され、音声データ自体の配布やAIへの再学習、外部ツールへの取り込みなどは禁止されています。また、なりすましや名誉毀損など、音声提供者の信用を害する利用も禁じられています。クリエイターが音声モデルを出品する場合も、実演家本人から必要な許諾を得ていることが求められます。
さらに、マーケットプレイスへ出品された3Dモデルや音声モデル、モーションなどのアセットについて、クリエイターの事前同意なく同社または第三者のAIモデル学習へ利用しない方針を掲げています。ユーザーが入力した対話データを機械学習に利用する場合も、事前告知と同意取得、または利用停止の措置が講じられます。
マーケットプレイスへの出品には、クリエイター登録と同社による審査が必要です。日本国内に住所または本店所在地を持つ成年の個人および法人が対象で、出金時までに本人確認と国内金融機関口座の確認が行われます。
第三者の権利を侵害するものや許諾のない二次創作、同意のない実在人物の再現、大量または機械的な出品などは販売停止や削除の対象となります。AIを制作工程で使用したことのみを理由とする一律の出品禁止は行われませんが、出品者自身が必要な権利を保有し、利用ツールの規約に適合していることを保証する必要があります。
同社代表取締役の木下恭佑氏は、クリエイターが安心して作品を預けられる場所をつくり、作品が選ばれた価値を作り手へ還元していく姿勢を示しています。
- サービス名:Tatara(タタラ)
- 提供形態:デスクトップアプリ/Webマーケットプレイス
- 対応環境:Windows 11(x64 / Arm64)、macOS 13以降(Apple Silicon)※Intelプロセッサ搭載Macは非対応
- 料金:スタンダードプラン 月額1,650円(税込)※無料プランあり、会話機能はスタンダードプランで利用可能
- サービスサイト:https://ta-ta-ra.ai/
- ダウンロード:https://ta-ta-ra.ai/download
本記事は株式会社Livetoonの発表をもとに作成しました。
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