SWCC、i-Reporter活用で検査工程のデジタル化を約3カ月で実現
株式会社シムトップスは、SWCC株式会社がデータセンター需要急増に伴う超多心光ファイバーケーブル「e-Ribbon®」の生産拡大において、現場帳票システム「i-Reporter」を活用し検査工程のデジタル化を約3カ月で実現した事例を公表した。紙で運用されていた検査工程のデジタル化と作業手順の標準化により、転記・集計作業を月64時間削減したとしている。




総合電線メーカーのSWCC株式会社(本社:神奈川県川崎市)は、データセンター内の高密度配線と省スペースを実現する超多心光ファイバーケーブル「e-Ribbon®」の本格販売を2025年第3四半期より開始した。販売開始以降、海外からの引き合いが急増し、生産拡大が急務となった。



SWCC仙台事業所のe-Ribbon®製造ラインでは検査工程が紙で運用されていたため、発行される検査成績書の総数は受注増加前と比べて製造初期の15倍に達した。製造から検査までは2〜3日しかなく、1日の遅れが出荷の遅れにつながる中、保管場所の逼迫や時間外労働、他部門からの応援による対応といった業務負荷の集中が課題となっていた。

蓄積ノウハウを活用し約3カ月でデジタル化と標準化を達成
SWCCでは2019年より現場帳票システム「i-Reporter」を導入しており、帳票作成手順やデータ出力形式、ネットワーク設定などのノウハウを社内に蓄積していた。このノウハウを活用することで、通常の社内標準システムの改修であれば半年~1年かかりかねないデジタル化を約3カ月で実現した。

あわせて作業手順の標準化も実施し、紙運用時に発生していた担当者ごとの作業手順のばらつきを解消した。これにより急激な生産拡大に対応できる検査体制を確立し、転記・集計作業の月64時間削減を果たした。
SWCC株式会社2035ファクトリーPJ DX推進グループ長兼 デジタルイノベーション推進室の岩城 理美氏は、専門的なプログラミングスキルに依存せず自分たちでフォームを設計・改善できる点が、スピーディーな対応に有効だったとしている。また、株式会社シムトップス企画・マーケティンググループグループマネージャーの前川 泰宏氏は、蓄積されたノウハウを生かして現場の変化に約3カ月で対応した事例であると述べている。

現場帳票システム「i-Reporter」とシムトップスの概要
現場帳票システム「i-Reporter」を提供する株式会社シムトップス(本社:東京都品川区、代表取締役:奥畑和行)は、製造現場のDX・AX支援を行っている。
i-Reporterの概要および株式会社シムトップスの会社概要は以下の通り。
- 現場帳票システム「i-Reporter」:4,500社22万人以上が利用する現場帳票システム。使い慣れた紙・Excel帳票をプログラミング知識不要でデジタル化可能(※1 富士キメラ総研 2026年2月17日発刊 業種別IT投資動向/DX市場の将来展望 2026年版 DX投資編 IV-13 現場帳票ペーパーレス化ソリューション 市場占有率46.5%(2024年度のベンダーシェア・数量))
- 会社名:株式会社シムトップス
- 代表者名:代表取締役 CEO 奥畑 和行
- 本社住所:〒141-0021 東京都品川区上大崎2-25-2 新目黒東急ビル10階
- 設立年月日:1991年10月1日
- 資本金:1千6百5十万円
- 事業内容:個別受注生産向け生産スケジューラ、生産管理システム「DIRECTOR6」の開発・販売・サポート、現場帳票システム「i-Reporter」の開発・販売・サポート、各種i-Repoファミリー製品・サービスの開発/販売、BOPプロセスエディタMPPCreatorの開発/販売
本記事は株式会社シムトップスの発表をもとに作成。
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