あどばる、無人施設向け運営サポートサービスSONAELを提供開始
都内を中心に全国で300拠点以上のレンタルスペースや貸し会議室を運営・開発する株式会社あどばるは、店舗や無人施設向けの運営サポートサービス「SONAEL(ソナエル)」の提供を2026年9月14日に開始しました。同サービスは、設備の動作確認や備品・消耗品の補充、清掃、レイアウト復帰までを一括で代行し、次の利用者がそのまま使える状態へ施設をリセットするものです。
設備確認から清掃までを一括代行
SONAELは一般的な清掃にとどまらず、施設の機能維持までを担当するサービスです。Wi-Fiの接続確認やプロジェクターの投影テスト、シミュレーション機器の再起動といった動作確認のほか、前の利用者が動かした机や椅子を図面通りに戻す原状復帰、消耗品の補充、清掃までを一つの工程として行います。
作業完了後は、独自のチェックリストに基づく写真付きレポートがLINEまたはメールで送付されます。これにより、遠隔で施設を管理するオーナーも現地の状況や機材の動作状態をスマートフォンから確認できるよう設計されています。
人手不足と人件費負担の増加を背景に開発

帝国データバンクの「東京都・人手不足に対する企業の動向調査(2026年7月)」によると、都内企業の51.5%が正社員の不足を感じており、非正社員では「メンテナンス・警備・検査」が62.9%と業種別で最も高くなっています。また、東京労働局の発表によると東京都の最低賃金は2026年10月1日から時間額1,226円より54円引き上げられ1,280円となるなど、施設運営における人件費の負担が増加しています。

店舗やレンタルスペースなどの施設運営において、管理不足による利用者の不満を防ぐための巡回要員を自社で確保することが年々難しくなっている背景があります。
累計600施設以上の管理フローを外部向けに標準化
株式会社あどばるは2016年の事業開始以来、自社運営および管理受託を含め累計600施設以上のスペースを管理してきました。SONAELは、貸し会議室やイベントスペース、レンタルダンスルームなどの自社運営施設で運用してきた品質管理フローを、外部の施設運営者向けに標準化したサービスです。現場を担う物件管理部門と新規事業を担うWebサービス事業部の共同開発により、作業手順と報告の仕組みを一体で設計したとしています。
物件管理グループ課長の太田 皓也氏は、清掃と機材の動作環境が揃うことで利用者に満足してもらえる空間になると述べ、現場の判断基準を外部オーナーへ届けることで施設開発や集客業務に集中できる環境をサポートしたいとしています。また、Webサービス事業部部長の宮城 蓮侍氏は、業態ごとの確認項目整理や写真付きレポートの仕組みを整えることで、外部オーナーにも利用できる形にしたと説明しています。
貸し会議室・シェアオフィス、24時間営業のインドアゴルフ施設、無人ジム・レンタルダンスルーム、コインランドリーなどの業態ごとに専用プランが用意されています。パーティースペースや撮影スタジオ、営業時間外の有人店舗にも対応します。
提供エリアは東京都23区内で、週1回・月4回からの定期プランのほか、繁忙期のみのスポット対応も行っています。作業は通常営業時間帯を基本とし、深夜・早朝は要相談となります。料金は業態や広さ、導入機材によって異なるため都度見積りとなっています。今後は東京都23区での展開を皮切りに、対応エリアを順次拡大していく予定です。
サービスサイト:https://sonaelsupport.jp/
株式会社あどばる 会社概要
- 会社名:株式会社あどばる(株式会社ビジョン子会社)
- 代表:中村 一隆
- 所在地:東京都新宿区歌舞伎町2-4-10 KDX東新宿ビル5階
- 設立:2016年6月
- 社員数:64名
- 事業内容:スペースシェアリング事業、不動産売買事業、M&A・不動産仲介事業、サブリース事業、飲食ケータリング・デリバリー事業
- URL:https://adval.jp/
本記事は株式会社あどばるの発表、ならびに帝国データバンクおよび東京労働局の公表情報をもとに作成しています。
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