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10pct.がシリーズAで約4億円調達 ホテルDXプラットフォーム外部提供へ

ホテルや旅館の運営支援およびDXプラットフォーム事業を手がける10pct.株式会社は、シリーズAラウンドにおいて総額約4億円の資金調達を実施しました。グローバル・ブレイン株式会社をリード投資家とし、GMO VenturePartners株式会社、既存投資家の株式会社デライト・ベンチャーズを引受先としています。

調達した資金は、既存の宿泊施設運営事業の強化に加え、自社開発のシステムを活用したホテル経営DXプラットフォームの外部提供や、自治体・DMO向けエリアブランディング事業の強化などに充当する方針です。

10pct.は、京都や白馬、水上温泉などでデータやAIを活用した宿泊施設の再生・運営を行ってきました。今回の資金調達を通じて、自社運営で蓄積した経営ノウハウとAI・ソフトウェア基盤を活用し、ホテル経営DXプラットフォームの外部提供を本格的に開始します。

具体的には、自社開発の予約エンジンをはじめとする経営支援ソリューションの展開や、宿泊施設向けの売主FA(ファイナンシャルアドバイザリー)サービスの提供を進めます。さらに、自治体やDMOを対象とした観光プロモーション事業を強化し、地域全体の観光価値向上を支援していく計画です。

同社は、都市部や有名観光地への過度な需要集中によるオーバーツーリズムを課題として捉えています。地方に魅力的な観光資源がありながら宿泊インフラの不足等により十分に機能していない地域が存在することから、既存の観光地への宿泊施設供給にとどまらず、「観光地」と呼ばれるエリアそのものを広げることが重要であるとしています。

今後は「点」の施設支援だけでなく、宿泊施設の再生やM&A支援、エリアブランディングを通じて「面」での地域価値向上を図り、持続可能な観光地域づくりを目指します。

今後の重点施策と投資家からの評価

今後の展開として、以下の分野を重点的に推進するとしています。

  • 採用強化と組織拡大:ファイナンス、オペレーションマネジメント、プロダクト開発、事業開発などの体制強化および幹部人材の採用
  • プロダクト開発の加速:AIやデータ分析を用いた需要予測、自動料金調整、自社予約比率向上、経営管理機能などの開発
  • 事業領域の拡大:M&A、事業承継、再生案件、金融機関連携や地域観光投資への進出

引受先であるグローバル・ブレイン、デライト・ベンチャーズ、GMO VenturePartnersの各社は、10pct.のデータやAIを駆使した経営改革力やアセットライトな事業モデル、観光地の価値向上に向けた取り組みを評価して出資を決定したとしています。同社代表の中堀友督CEOおよび三宅勇輝CTOは、投資家の知見を支えに事業推進に尽力する姿勢を示しています。

10pct.株式会社の概要

  • 所在地:東京都港区
  • 代表者:代表取締役 中堀友督
  • 事業内容:宿泊および飲食施設の運営支援・経営、ホテル・観光業向けAI・ソフトウェア共創開発、宿泊施設向けM&Aアドバイザリー、観光地のエリアブランディング・プロモーション

本記事は10pct.株式会社の発表をもとに作成しています。

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