ナウキャスト、住栄都市サービスにDataLens CRE営業を提供開始
Finatextグループの株式会社ナウキャストは、不動産開発などを手がける株式会社住栄都市サービスに対し、法人向け不動産ソリューション営業特化型データベースサービス「DataLens CRE営業」の提供を開始した。新築マンション分譲や中古物件の再生販売を手がけ、これまでに130棟を超えるアパートを建築・分譲してきた住栄都市サービスは、本サービスの導入により不動産保有法人を起点とした仕入れ活動を展開する。案件創出の機会拡大と成約率の向上を図る狙いだ。
導入の背景と課題
住栄都市サービスの投資用不動産事業では、これまで不動産登記簿を起点とした物件単位の営業や、仲介業者を通じた仕入れが中心となっていた。
しかし、登記簿起点のアプローチでは所有者の売却意向を事前に把握できないため成約率が高まりにくく、仲介を経由する場合は手数料が発生するという課題があった。そのため、売却可能性の高い法人へ直接アプローチできる営業手法への転換が求められていた。
DataLens CRE営業による3つのアプローチ
住栄都市サービスは、DataLens CRE営業の導入を通じて以下の3つのアプローチによる効率的な直接営業を進めるとしている。
- 法人起点営業への転換による案件創出の最大化
物件単位ではなく不動産を保有する法人を起点として営業対象を捉えることで、1社が複数の不動産を保有しているケースを事前に把握し、1度の商談で複数物件の提案を行えるようにする。
- 不動産売却ニーズスコアと法人データに基づく直接営業
財務情報や求人・従業員データ、株主関連情報などの法人データをもとに算出した不動産売却ニーズスコアを活用し、売却可能性の高い法人へ優先的にアプローチすることで仕入れコストの削減を図る。
- 拠点情報を用いた遊休不動産の絞り込み
拠点の用途区分(本社・工場・その他)に加え、各拠点の土地面積、土地・建物の簿価、従業員数を確認することで、保有する土地面積や資産規模に対して従業員数が少ない拠点など、稼働率が低いと見込まれる遊休不動産を絞り込む。
DataLens CRE営業の特徴

DataLens CRE営業は、ナウキャストが保有する500万社超の法人データと、TRUSTART株式会社が保有する約1,000万件の不動産登記データを活用したサービスである。財務情報や拠点情報、求人データなどを組み合わせることで、資産売却ニーズの高い企業の発掘を支援する。
AIを用いた不動産売却確率の予測に加え、土地の含み益の概算や遊休資産の可能性判定といった分析のカスタマイズにも対応している。また、SalesforceやkintoneなどのCRM、Sansanなどの名刺管理ツールと連携し、過去の商談履歴や議事録、取引実績を一括管理できる仕様となっている。
会社概要

- 会社名:株式会社ナウキャスト
- 代表者:代表取締役CEO 辻中 仁士
- 設立:2015年2月
- 所在地:東京都千代田区九段北一丁目8番10号 住友不動産九段ビル 9階
- 公式サイト:https://nowcast.co.jp/
本記事は株式会社ナウキャストの発表をもとに作成。
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