大分銀行がPOWER EGG活用事例を公開 業務改善やAI推進に展開
ディサークル株式会社は大分銀行における統合型グループウェア「POWER EGG」の活用事例を公開しました。大分銀行では文書管理システムの更改を機に導入し、ワークフローによるペーパーレス化からWebデータベースの活用、グループウェアによる情報共有まで段階的に利用範囲を広げています。現在では約450の申請フォームと延べ約2,400のWebデータベースを作成し、業務基盤として運用しています。
導入の背景と選定理由
大分銀行は以前から「ペーパーレス化の推進」「決裁スピードの向上」「業務効率化」を課題として抱えていました。行内規程やマニュアルを管理していた文書管理システムのサポート終了が迫ったことを契機に、システムの更改と併せて業務改革に着手しました。
選定にあたっては、ワークフローと文書管理を単一パッケージで実現できる点に加え、Webデータベースやグループウェアへと利用を拡大できる拡張性を評価し、POWER EGGの採用に至りました。
導入後、汎用申請ワークフローを活用して稟議書や申請書を電子化しました。紙による回覧をほぼなくしたことで、印刷やコピー、ファイリングといった付帯業務を削減したほか、導入後の稟議書や申請書を自席のパソコンから検索できる環境を整えました。支店と本部、本部と事務センター間における稟議書のリアルタイム送信も可能となり、決裁所要時間の短縮につながっています。
さらに、Webデータベースやグループウェアへも利用を拡大しています。現在の主な活用内容は以下の通りです。
- 約450のワークフロー申請フォームを活用
- 年度ごとの切り替え分を含め、延べ約2,400のWebデータベースを作成
- 申請書式、本部と営業店間の情報連携、業務進捗管理、情報検索、研修運営などに活用
- グループウェアを各業務への入口となるポータルとして活用
- 従来利用していた別のグループウェアからの移行を推進
AI実用化に向けた取り組み
大分銀行では全行を挙げ、営業面や事務面におけるAIの実用化に向けた施策を進めています。POWER EGGから生成AIのページや、法人向け営業・融資推進に役立つプロンプトへアクセスできる環境を整備するなど、AI活用の拡大に取り組んでいます。
FIT2026での講演内容をアーカイブ配信
2026年10月に開催されたFIT2026(金融国際情報技術展)では大分銀行が登壇し、10年にわたる活用やペーパーレス化からAI活用までの取り組みについて講演を行いました。講演内容は現在、金融機関限定でアーカイブ配信が行われています。
- 講演タイトル:大分銀行のPOWER EGG活用10年の軌跡~ペーパーレス化からAI活用まで~
- アーカイブ配信期間:2026年11月6日(金)~12月4日(金)
- 視聴申込:https://fit.nikkin.co.jp/seminar/1/7404
- 備考:本セミナーは金融機関限定のため、一般企業は申し込みおよび視聴ができません
POWER EGGおよび提供元の概要
POWER EGGは、スケジュール管理や情報共有、ワークフロー、ノーコードのWebデータベース機能を備えた国産の統合型グループウェアです。クラウドとオンプレミスの両環境に対応し、2026年10月末時点で累計1,632社、約66万2,000ライセンスを販売しています。JAグループおよび関連団体を含む136の金融機関に導入されています。
- 提供元:ディサークル株式会社(代表取締役社長:内田 晃司、本社:東京都千代田区)
- 製品URL:https://poweregg.d-circle.com/
- 会社URL:https://www.d-circle.com/company/
本記事はディサークル株式会社の発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



