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ANRIの学生起業プログラムから3名のプロジェクトがグッドデザイン・ニューホープ賞に入選

独立系ベンチャーキャピタルのANRIが運営する学生向け起業プログラム「STARTLINE」から、3名の起業家のプロジェクトが2026年度グッドデザイン・ニューホープ賞に入選しました。公益財団法人日本デザイン振興会が主催する同賞は、将来のデザイン分野の発展を担う新しい世代の活動支援を目的に2022年に設立され、専門学校や大学、大学院などの学生が在学中に制作したデザインを審査対象としています。短期間での事業立ち上げをめざす「STARTLINE」参加者による多様な取り組みが評価を受けました。

地域や空き家の課題に向き合うプロジェクトが入選

慶應義塾大学経済学部経済学科の古川 陽登氏による「ゆーすぽっと 大学生がつくる子どもの新しい居場所」が入選しました。大学キャンパスを舞台に大学生が運営する子ども・若者のための継続的な居場所(子ども食堂)で、空き教室や食堂などを地域に開放し、本部が安全管理や研修を担いながら各地の大学へ広げていく仕組みです。審査委員からは、大学生と大学の余白空間を活用する視点や、安全管理と運営マニュアルを標準化して各地の大学で展開できる仕組みに落とし込んでいる点などが評価されました。

津田塾大学学芸学部英語英文学科の竹中 弥来氏による「つかい道を考える市」も選出されました。空き家に残されたものとその背景を起点に、空き家所有者と次の使い手をつなぐイベントです。審査委員は、ネーミングによってものを家族の記憶や地域資源として可視化する仕組みへと踏み込んでいる点や、4回の開催で約8割のものを次の使い手へつなぎ家の再生にまで結びつけた実績を評価しつつ、持続的な展開に向けた課題にも言及しています。

熱狂を記録する体験型撮影マシンも選出

九州大学共創学部共創学科の仲村 怜夏氏、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科メディアデザイン専攻の附柴 元亮氏、九州大学大学院システム情報科学府情報理工学専攻の松尾 周汰氏による「Shout Camera」が入選しました。人がシャッターを切るのではなく、音によって最高に盛り上がった瞬間の表情を捉え、即時にレシートへ出力する体験型の撮影マシンです。審査委員からは、音をシャッターにして無意識の瞬間を切り取り物理出力するアプローチや、ビジネスモデルまで昇華させている点などが評価を受けました。

起業プログラム「STARTLINE」の取り組み

「STARTLINE」は、シードVCであるANRIが提供する大学生・大学院生を対象とした起業支援プログラムです。2024年に開始し、過去2年間で20名の学生を支援してきました。20名のうち15名が実際に会社を設立し、そのうちの3名が外部からの資金調達を実施しています。

2026年10月1日より募集を開始し、2026年12月中に10名が選抜される予定です。選ばれたメンバーは、インキュベーション施設「CIRCLE by ANRI」にてキャピタリストによる伴走支援を受けながら、ビジネスアイデアのブラッシュアップや初期事業立ち上げに取り組みます。同プログラムではANRIからのエクイティ投資が行われないため、参加後の進路に縛りがない点が特徴となっています。

ANRI株式会社の概要

  • 会社名:ANRI株式会社
  • 代表者:佐俣アンリ
  • 所在地:東京都港区六本木6丁目10−1 六本木ヒルズ森タワー15F
  • URL:https://anri.vc/

本記事はANRI株式会社の発表をもとに作成されています。

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