AIのホテル選びで引用される予約サイトは言語で差 Synapse Arrows調査
Synapse Arrows Pte. Ltd.は、札幌および福岡のホテル選びについて日本語と英語で4つのAIに質問し、計134回答を比較した調査結果を発表した。質問の言語によって回答の出典として引用される予約サイトに違いが見られたほか、宿泊施設の公式サイトも多く引用されている状況が示されている。同社はあわせて、札幌での宿探しに関する日本語100回答の調査結果も公開した。

言語により異なる引用サイト 日本語は一休.com、英語はTrip.comが最多
札幌のホテル選びに関する日本語36回答と英語36回答の調査(複数サイト引用を含む)では、日本語回答において一休.comが15回答、JTBとYahoo!トラベルが各9回答で引用された。一方、英語回答ではTrip.comが17回答、Expediaが14回答、TripAdvisorが13回答という結果となった。
福岡の調査でも同様の傾向が確認されており、日本語31回答では一休.comが15回答、英語31回答ではHotels.comとAgodaが各13回答で出典に挙げられている。
公式サイトの引用割合とホテル・場所の名前の重なり
回答において宿の公式サイトを出典に挙げた割合は、札幌では日本語64%・英語69%、福岡では日本語65%・英語52%を記録した。
また、回答に登場したホテル名やエリア、観光地の名前を含む名称の一致度合を示す指標(名前の重なり)は、札幌で47%、福岡で51%となった。なお、この数値はエリアや観光地の名前も含む指標であり、半分のホテルが入れ替わったことを意味するものではないとしている。
日本語による札幌の宿探し100回答の傾向
札幌の宿探しに関する25問を4つのAIに日本語で質問した別調査(計100回答、地域・質問条件を限定)では、一休.comとじゃらんが各42回答、Yahoo!トラベルが35回答で引用された。Booking.comは1回答で、Googleマップは0回答となっている。ただし、引用が0件であってもAIがその情報を一切利用していないとは判断できないと補足されている。
調査の概要
- 対象AI:ChatGPT・Gemini・Claude・Perplexity(いずれも検索あり)
- 日英比較調査日・回答数:札幌は2026年10月2日(日本語36・英語36回答)、福岡は10月20日(日本語31・英語31回答、福岡のChatGPTで一部回答が取得できず計10回答欠損)
- 日本語の宿探し調査日・回答数:2026年10月28日(計100回答、Geminiの出典表示は25回答中7回答)
Synapse Arrows Pte. Ltd. 会社概要
- 会社名:Synapse Arrows Pte. Ltd.(UEN:202308737G)
- 所在地:160 Robinson Road, #14-04 SBF Center, Singapore 068914
- 代表:山口路恵(Founder & CEO)
- 設立:2023年3月
- 公式サイト:https://synapsearrows.com/
本記事はSynapse Arrows Pte. Ltd.の発表をもとに作成。
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