那覇でこどもの居場所と三井住友海上火災保険が連携したハロウィン防災企画を実施
特定非営利活動法人困窮者支援ネットワークは、沖縄県こどもの居場所ネットワーク事業(企業等連携)の一環として、ハロウィン防災企画を実施しました。子どもの居場所アップ(一般社団法人 地域共生ライフアップ)および三井住友海上火災保険株式会社沖縄支店沖縄支社の連携協働によって行われたものです。

企画では三井住友海上火災保険株式会社のコンテンツである災害避難シミュレーション教材「HIRAQ(ヒラク)」を活用し、子どもたちが災害時の状況を想定しながら防災について主体的に考える機会を設けました。


教材「HIRAQ」を活用した主体的な学び


沖縄県は台風や大雨などの自然災害と向き合う機会が多く、子どもの頃から防災を学んで災害を自分ごととして捉えることが重視されています。今回使用された「HIRAQ(ヒラク)」は、実際に起こり得る災害の場面を想定し、自分ならどのように行動するかを考えるシミュレーション教材です。


一方的に知識を聞くだけでなく、3つの被災シナリオで提示される「Q=問い」に向き合い、子どもたち自身が考えを行動へとイメージできる特徴を備えています。互いの意見やアイデアを共有することで、一人では思いつかなかった考え方にも触れられる仕組みとなっています。



居場所ならではの対話とワークショップ
企画当日は、子どもたちに伝わりやすい言葉を選び、「自分だったらどうする?」と問いかけながら進行されました。参加した子どもたちはグループに分かれ、「避難所生活で子どもの遊び場を作るには、どの場所がよいか?」「子ども・外国の方・高齢者の方の皆にとって良い食糧の分け方は?」といった問いに挑戦しました。
ワークの中では音読や発表への挑戦、大人への理由の説明、高学年による低学年のフォローなど、多様な関わり合いが見られました。参加者からは「子供たちの意見を尊重し、自分たちで考える機会を設けることがよかった」「避難所に行く想像はしたことがなかったので考えるきっかけになりました」といった感想が寄せられています。
損害保険会社とこどもの居場所の連携背景
三井住友海上火災保険株式会社では、事故や災害後の補償提供にとどまらず、防災・減災教育や災害に強い社会づくりを後押ししています。「HIRAQ」は全国の中学校・高校の授業や自治体セミナーなどで活用が進んでいますが、沖縄県内の「こどもの居場所」で開催された実績はありませんでした。企業側から「沖縄県のこどもの居場所の力になりたい」との相談があったことを契機に、調整が進められました。
公立学校での実施とは異なる異年齢対応や学習レベル、子どもたちに関わる上での配慮事項などを三者間で打ち合わせし、居場所側の「楽しさを大切にしたい」という想いを取り入れて開催に至りました。当日は合同会社凌空企画 大きな木、社会福祉法人那覇市社会福祉協議会/こどもと地域をつなぐサポートセンター糸、那覇市地域包括支援センター松島、民生員が連携サポートとして協力しました。
今後の展開と団体概要
三井住友海上火災保険株式会社沖縄支店・沖縄支社は、今後も防災に加えて交通安全やお金に関する学びなど、保険会社のノウハウを活かした連携を広げ、地域課題に寄り添いながら子どもたちの体験価値の向上や居場所づくりに貢献していきたい意向を示しています。特定非営利活動法人困窮者支援ネットワークは、今後も企業とこどもの居場所をつなぐ連携相談やマッチング支援を広げていくとしています。
- 名称:特定非営利活動法人 困窮者支援ネットワーク
- 代表者:代表理事 細田 光雄
- 所在地:〒900-0004 沖縄県那覇市銘苅2-3-1
- 団体HP:https://www.konkyusyashien.com/
本記事は特定非営利活動法人困窮者支援ネットワークの発表をもとに作成しました。
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