日本自然保護大賞で西宮市立山口中学校モリアオガエル保存会が大賞受賞 セレモニー開催へ
日本自然保護大賞2026において、兵庫県の西宮市立山口中学校モリアオガエル保存会が大賞 子ども・学生部門を受賞した。
これに伴い、2026年11月8日に西宮市山口センターで授賞セレモニーが開催される。
西宮市山口センターで授賞セレモニーを開催
授賞セレモニーは、山口地域活性化推進委員会が主催する「私の主張大会」の場を借りて、大会の最後に実施される。当日は選考委員長を務める公益財団法人日本自然保護協会理事長の土屋俊幸が出席する予定となっている。
式の次第は、日本自然保護協会事務局による自然保護大賞についての説明、選考委員による講評および賞状・盾の授与、モリアオガエル保存会による活動報告が予定されている。
- 日時: 2026年11月8日(日) 15:55~16:15
- 場所: 西宮市山口センター
西宮市立山口中学校モリアオガエル保存会の取り組み

西宮市立山口中学校モリアオガエル保存会の受賞テーマは、「モリアオガエルが教えてくれた、ため池がつなぐ命と地域の未来 ― 生徒が動かした、ため池再生と地域連携の実践 ―」である。
活動のルーツは1968年の理科部員によるモリアオガエルの死骸発見にさかのぼり、卵塊採取や飼育観察が続けられてきた。2017年の理科部廃止に伴い活動終了の危機に直面したものの、2018年に生徒と教職員による「保存会」が発足した。
水辺環境の悪化や外来種増加による産卵数の減少を受け、「卵を守るだけでは未来は守れない」という危機認識から、池全体を守る挑戦へと発展させた。生徒主体で長期モニタリング、水質改善、外来種対策、産卵環境の創出を体系化し、成果をデータと発信で可視化している。ため池という地域インフラの再評価へ発展した学校発の取り組みは、地域へ波及する持続可能な保全モデルとなっている。
日本自然保護大賞および主催団体について

日本自然保護大賞は、自然保護憲章制定40周年の年である2014年に設立された。地域性、継続性、先進性、協働性の観点から優れた自然保護活動・生物多様性保全活動を表彰しており、SDGsやネイチャーポジティブの実現に向けた自然保護を推進する力にすることを目指している。
公益財団法人日本自然保護協会は、自然保護と生物多様性保全を目的に1951年に創立されたNGOである。尾瀬の自然保護を皮切りに、屋久島や小笠原、白神山地などで活動を展開してきた。
- 日本自然保護大賞 ウェブサイト: https://award.nacsj.or.jp/
- 公益財団法人日本自然保護協会 ウェブサイト: https://www.nacsj.or.jp/
本記事は公益財団法人日本自然保護協会の発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



