日立市と日立製作所がメタバース未来のまちヒタチを公開 HIKKYが制作担当
日立市と株式会社日立製作所は2026年11月4日、制作を株式会社HIKKYが担当したメタバース「未来のまちヒタチ」を公開しました。両者が進める次世代未来都市(スマートシティ)の実現に向けた共創プロジェクトの一環として、2035年の暮らしのコンセプトの一部を体験できる仮想空間となっています。参加者から寄せられた声は、日立市と日立製作所が今後のまちづくりや社会インフラの検討に生かします。
4つのエリアで2035年の日常を体験

仮想空間内には、日立市のなじみある風景の中に「涼しさ」「チャレンジ」「交流」「住宅活用」の4つのエリアが設けられています。参加者はアバターを用いて街を巡り、ミッションや登場人物との会話を通じて未来の暮らしを体験します。
涼しさエリアでは「涼しさマップ」を使って涼しく歩けるルートを探す体験を提供します。チャレンジエリアでは、AIのマッチングによって地域の農家と出会った若手起業家が訳ありりんごをアップルパイに生かす場面が紹介されます。交流エリアではキッチンカーの常連客との会話を通じた日常を体験でき、住宅活用エリアには多世代が立ち寄る「みんなの見守りハウス」が登場します。
体験から得た意見をまちづくりに反映

参加者は登場人物からの問いかけをきっかけに、意見投稿画面から共感の度合いや理由、気になる点を投稿できます。日立市は寄せられた声を市民と連携したまちづくりに生かす方針で、日立製作所は未来の暮らしや社会インフラへの期待や懸念を分析し、ユースケースや社会実装に必要な条件を検討します。
あわせて両者は、体験後のアンケートなどを通じて未来の暮らしのイメージや意見の出しやすさを確かめ、市民参加手法としてのメタバースの有用性を検証したうえで、市民共創モデルの構築をめざします。
HIKKYのエンジンを活用しブラウザから参加可能
本空間の設計や空間制作、システム開発は株式会社HIKKYが担当しました。同社のエンジン「Vket Cloud(ブイケットクラウド)」で構築されており、専用アプリのダウンロードやアカウント登録は不要です。日立市民に限らず誰でも無料で利用でき、若い世代をはじめとする幅広い層の声や視点を取り入れることを目指しています。
- 実施:日立市、株式会社日立製作所
- 制作:株式会社HIKKY
- 対象:日立市民をはじめ、どなたでも参加可能
- 公開期間:2026年11月4日(水)〜2027年3月5日(金)
- 参加方法:専用サイトからアクセス。アカウント登録不要
- 対応環境:インターネットに接続できるスマートフォン、PC、タブレット
- 参加費:無料(通信料は参加者負担)
本実証では、アンケート回答情報やメタバース利用に伴うデータを取得する場合があるとしています。
本記事は株式会社HIKKYの発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



