CACLが創造拠点米林邸の開設へCF開始 1000万円目標
石川県能美市に本社を置く株式会社CACLは、多様な人々や素材が交わる創造拠点「米林邸(Yonebayashi-tei)」を開設するため、クラウドファンディングサービス「READYFOR」でプロジェクトを公開しました。1,000万円を目標金額に掲げ、2026年11月4日(水)から2027年1月29日(金)まで支援を募ります。自社工房をリノベーションし、漆芸工房や就労支援事業所、体験型カフェなどを備えた拠点の創出を目指します。
株式会社CACLは、生産過程で不要とされた規格外の九谷焼のかけらや、能登半島地震で発生した廃材などを集め、漆塗りの職人技術と掛け合わせた作品づくりを手掛けてきました。同社の拠点敷地内から約1400年前の窯跡と古代のかけらが出土したことを機に、多様な背景を持つ人々や素材が出会う場所の必要性を確信したとしています。今回のプロジェクトでは、自社工房をリノベーションし、文化の誕生を後押しする拠点の開設を計画しています。
建築家・永山祐子氏が設計を担当する「米林邸」
「米林邸」は、既存の枠組みからはみ出た素材をつなぎ、新たな文化の誕生を後押しすることを目指す施設です。建築設計は、これまでも能登の黒瓦を再生するプロジェクトなどで協同してきた建築家の永山祐子氏(有限会社永山祐子建築設計代表)が手掛けます。
施設内には、以下の空間などが設けられる予定です。
- 漆芸工房
- 九谷焼工房
- かけらラボラトリー
- 体験型ミュージアムカフェ / ワークショップスペース
- 就労支援(B型)事業所
永山祐子氏は、米林邸においてこれまでの素材を通した試行錯誤が場所そのものへ広がり、建物に残る時間や地域文化、職人技術、福祉やアート、来訪者が思いがけず出会って次の創造につながる場を共につくっていきたい旨のコメントを寄せています。
本プロジェクトの詳細は以下の通りです。
- タイトル:「1400年続く創作の地に、あらゆるかけらが集いつながる創造拠点を」
- URL:https://readyfor.jp/projects/cacl_yonebayashitei
- 目標金額:1,000万円
- 募集期間:2026年11月4日(水)~2027年1月29日(金)23時 86日間
- 資金使途:米林邸開設のための資材費、工事費など
- 形式:通常型 / All-in形式(目標金額の達成有無に関わらず集まった支援金を受け取る形式。目標未達の場合でも不足分は自社で補填して実行)
- リターン:3,000円~3,000,000円まで。「感謝のメール」「九谷アート小皿」「グランドオープニングご招待」などが用意され、期間中に順次追加予定

株式会社CACLについて
代表の奥山純一氏が率いる株式会社CACLは、規格外や廃棄物となる工芸品や陶磁器片を収集し、アート作品や建築材料として再活用する事業を展開しています。福祉領域での障がい者就労支援を原点としており、能登半島地震後は被災した九谷焼の廃材と避難してきた輪島塗職人の技術を掛け合わせた作品を制作し、ミラノサローネや金沢21世紀美術館で発表しました。
本記事は株式会社CACLの発表をもとに作成しました。
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