フジクラ、西日本電線の全保有株式をAGSPC43に譲渡へ
株式会社フジクラは11月5日、連結子会社である西日本電線株式会社の発行済株式のうち、同社が保有する全株式(発行済株式の60.8%)を株式会社AGSPC43へ譲渡することを決定した。株式会社AGSPC43は、アスパラントグループ株式会社が運営又は提携しているファンドが全額出資する特別目的会社である。この株式譲渡に伴い、西日本電線株式会社は株式会社フジクラの連結子会社から除外される。
株式譲渡の概要と対象会社
今回の決定により、西日本電線株式会社が株式会社フジクラの連結子会社から外れるとともに、西日本電線株式会社の完全子会社(非連結子会社)である株式会社西電デンソーも株式会社フジクラの子会社(孫会社)から除外されることになる。
譲渡対象となる西日本電線株式会社は1950年に設立され、裸銅電線の製造を開始した。その後、熔銅から圧延、伸線を含むケーブル製造一貫工場として操業を拡大し、各種の電力用ケーブル及び端末・無停電工事用配電機材・通信用ケーブル・住宅用プレハブケーブル及び製品・分岐付ケーブル・収縮チューブ・ワイヤーハーネス等の製造・販売を行ってきた。
構造改革の一環として決定
株式会社フジクラは近年、グループにおける経営資源の効率化や事業ポートフォリオの最適化を進めている。特に2020年からはエネルギー事業の構造改革に着手しており、その一環として西日本電線株式会社のベストパートナーへの譲渡を模索してきた。
同社は、アスパラントグループ株式会社のネットワーク、蓄積してきた事業改善のノウハウ、シニアメンバーの知見・ネットワークなどを最大限に活用することで、西日本電線株式会社の更なる成長や事業価値向上を見込むことができると判断し、今回の株式譲渡を決定したとしている。
今後の業績への影響
今回の株式譲渡が株式会社フジクラの2027年3月期の連結業績に与える影響は軽微とされる。なお、次期(2028年3月期)の連結業績に与える影響については、今後公表する次期の業績予想に反映する予定となっている。
本記事は株式会社フジクラの発表をもとに作成。
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