センシフィア、11月に東京と札幌の農業展示会で開発中の土壌水分センサーを出展へ
株式会社センシフィアは、2026年11月に東京と札幌で開催される2つの展示会に出展します。

会場では、2027年春の発売を予定している独自方式(空間周波数領域透過法、SFDT)の土壌水分センサーの展示に加え、開発状況や栽培現場での実証の取り組みが紹介されます。東京で開催されるイベントでは、出展者プレゼンテーションへの登壇も予定されています。
開発の背景と独自技術の特徴
気候変動や猛暑の影響が広がる中、作物の収量や品質、安定生産を左右する水管理の重要性が高まっています。一方で、土壌や培地内部の水分状態を外から把握することは難しく、生産者の経験や勘に依存せざるを得ない場面が存在します。
同社は、株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)の通信・IoT技術と、ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社のRF・センシング技術を融合し、土壌中の空隙や塩分(EC)の影響を受けにくく長期間安定した測定が可能な土壌水分センサーの開発を進めています。2026年7月に試作機を初公開したほか、2026年6月30日にはスマート農業技術活用促進法に基づく開発供給実施計画の認定を農林水産省から受けました。
2027年春に発売を予定している土壌水分センサーには、ソニーセミコンダクタソリューションズが開発したVNA(Vector Network Analyzer)技術とSFDT方式による土壌水分測定技術が採用される予定です。
両会場におけるブース展示内容
出展ブースでは、来春発売予定の土壌水分センサー(センサープローブ)の展示や、ロックウール・ヤシガラ培地など多様な培地・土壌に対応する独自SFDT方式の技術紹介が行われます。
さらに、プロフェッショナル生産者「匠」の栽培現場における実証の取り組みや、施設園芸、果樹、露地栽培など幅広い環境での活用イメージが紹介されます。開発担当者による技術説明や質疑応答、実証・共同研究・導入に関する相談のほか、実証協力生産者やソリューションパートナー、販売パートナーの募集案内も実施される予定です。
東京と札幌で開催される各展示会の概要
11月に参加を予定している2つの展示会の詳細は以下の通りです。
アグリビジネス創出フェア2026(東京)
- 会期:2026年11月11日(水)〜13日(金) 10:00〜17:00
- 会場:東京ビッグサイト 西展示棟(西4ホール)(東京都江東区有明3-11-1)
- 小間番号:農-48
- 主催:農林水産省
- 入場:無料(登録制)
- 公式サイト:https://agribiz.maff.go.jp/
- プレゼンテーション:2026年11月12日(木)13:40〜13:55に「IIJとソニーのDNAで挑む ~独自技術による新たな土壌水分センサの革新~」と題し、西4ホール内 セミナールームBにてCBO(事業開発部)の川島 竜之介氏が登壇
北海道スマート農業SUMMIT 2026(札幌)
- 日時:2026年11月25日(水) 10:00〜17:00
- 会場:札幌コンベンションセンター 大ホール・屋外展示エリア(北海道札幌市白石区東札幌6条1丁目1-1)
- 主催:一般社団法人スマート農業共同体(SAc)
- 共催:マイナビ農業(株式会社マイナビ 農業活性事業部)、札幌コンベンションセンター
- 入場:無料(事前来場登録制)
- 公式サイト:https://agri.mynavi.jp/sac_summit/
今後の展開と企業情報
同社は、2027年春の販売開始に向けて製品開発と実証を進めており、今後は施設園芸に加えて果樹や露地栽培など幅広い地域や作物での実証を進めていく考えです。根域の水分管理を実現するため、環境制御、灌漑制御、種苗・栽培コンサルティング、農業資材、計測機器などの企業や研究機関との連携を図り、ソリューションパートナーや販売パートナーを募集しています。なお、記載された製品は開発中のものであり、仕様・機能・提供時期は予告なく変更となる場合があります。
株式会社センシフィアの概要は以下の通りです。

- 所在地:東京都新宿区東五軒町6-22 フロントプレイス飯田橋5階
- 設立日:2026年2月20日
- 事業開始日:2026年4月1日
- 代表者:代表取締役社長 CEO 齋藤 透
- 事業概要:土壌水分センシング技術を用いた水分センサーおよび農業支援サービスの開発、販売、サポートの提供等
本記事は株式会社センシフィアの発表をもとに作成されています。
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