コミクスが生成AIの指示・検証設計を解説する全10ページのミニ教材を制作
株式会社コミクスは、生成AIへの指示と検証の設計を整理した全10ページのミニ教材「CLAUDE.mdを削ったら、AIが指示を守りはじめた。」を制作しました。
本教材は、AIへの仕事の渡し方を「決める人」「作るAI」「見るAI」の3つの役割に整理し、完了条件と確認方法を先に定めるアプローチを解説しています。業務における指示の往復や確認作業の増加といった課題に対し、運用面からの改善策を提示する内容となっています。
曖昧な依頼やルールの肥大化による課題に対応
生成AIを業務利用する際、曖昧な指示の往復によって本来の目的や完了条件が見失われることや、修正によって別の箇所が崩れるケースが見られます。また、同じAIに作成と自己採点を任せることによる誤りの見落としや、常時参照する文書に背景や作例などを積み上げることで重要な指示の優先度が見えにくくなる問題も生じます。
本教材は、ルールを単純に減らすのではなく、常時必要なものと必要時に参照するものを区分し、役割と確認のプロセスを明確にするための実践的な整理を目的としています。
3段階で進める指示と検証の設計
教材では、AIへ仕事を渡す流れを3段階で解説しています。
- 第1段階(常時読むルールの整理):削除や外部送信前の確認、完了の定義、禁止操作といった事故につながる短いルールを常時参照とし、経緯や長文説明、作例は作業時に開く別冊に分ける
- 第2段階(役割の分離):人が仕様と完了条件を定め、作るAIが実装などを担い、見るAIが別の文脈から差分やテスト結果を確認する。作成したAIによる自己採点のみを避け、見るAIには書き込み権限を与えない
- 第3段階(使用モデルの明示):作業ごとに使用モデルを名前で指定し、人が変更ファイル一覧やテスト出力、仕様の順守を確認する
教材内には、特定環境において常時読み込むルールファイルを11本から7本へ整理し、4本を別冊へ移行した2026年9月16日の実測が掲載されています。あわせて、既定モデルの切り替えによって図解7枚が一斉に失敗した事例や、安価なモデルへの切り替えで品質が低下した事例も紹介されています。これらは教材作成者の環境における事例であり、一般的な成果や品質改善を保証するものではありません。
提案書作成やシステム実装など幅広い業務を想定
本教材は、生成AIを用いた文章作成、情報整理、設計、実装、資料作成などで確認作業が増えている担当者や管理者を想定利用者に挙げています。
提案書や案内文の作成では、人が読者や必須要件を定めて作るAIが初稿を作成し、見るAIが漏れや矛盾をチェックした上で人が最終判断を下すプロセスが考えられます。また、設計や実装の現場でも、計画を人が立て、作るAIの変更内容を見るAIが検証することで、確認対象の変質を防ぐ体制づくりに役立てられます。
株式会社コミクスの概要
株式会社コミクスは、業務に即した生成AI活用と生産性向上を支援するプランなどを提供しています。
- 本社住所:東京都渋⾕区円⼭町15-4 近藤ビル2階
- 代表:代表取締役 鈴⽊章裕
- 設⽴:2007年9⽉
- 事業内容:生成AI活用生産性向上支援、BtoB事業者向け営業支援、フリーランスプロ人材紹介等
本記事は株式会社コミクスの発表をもとに作成しました。
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