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東京ガスが太陽電池開発のPXPへ出資

東京ガスは、フィルム型次世代太陽電池であるカルコパイライト太陽電池を開発・製造するスタートアップ企業の株式会社PXPへの出資に関する契約を締結しました。これまで両社は同太陽電池を活用した実証を重ねて発電性能や事業性を検証しており、本出資を通じて連携を強化します。これにより、次世代太陽電池の社会実装と普及拡大を加速させていく方針です。

出資の背景と従来の課題

脱炭素社会の実現に向けて太陽光発電の導入拡大が求められる一方、従来の太陽光パネルには、パネルや架台の重量、建物の制約によって耐荷重の低い産業用屋根や建物壁面への設置が難しいという課題が存在します。

東京ガスは、太陽光PPAサービス「ヒナタオソーラー」において独自の「ヒナタオ軽量接着工法」と軽量パネルを活用し、従来は設置が困難だった場所への導入拡大を進めてきました。

両社のこれまでの取り組みと今後の展開

両社はこれまでに、神奈川県の研究開発プロジェクトへの採択をはじめ、通信基地局や建物壁面での実証に向けた取り組みを通じ、カルコパイライト太陽電池と同工法を組み合わせた施工・運用の可能性を検証してきました。また、神戸市の公共施設を対象とする導入実証事業にも取り組んでいます。

今後は本出資を通じて、東京ガスグループが培ってきた設置・運用ノウハウとPXPの技術を融合させ、商品開発や市場形成を推進するとしています。さらに、既設の太陽光発電設備の一部または全部を更新して発電性能の向上や設備の長寿命化などを図る「リパワリング市場」への展開も視野に入れ、社会実装を進める構えです。

東京ガスグループは経営ビジョン「Compass2030」で「価値共創のエコシステム構築」を掲げており、今後も国内外のスタートアップとのオープンイノベーションを通じて脱炭素社会の実現を目指します。

出資先企業の概要

  • 会社名:株式会社PXP
  • 代表者:代表取締役社長 栗谷川 悟
  • 所在地:神奈川県相模原市中央区東淵野辺4-26-9
  • 設立:2020年7月4日
  • 事業内容:次世代光電変換素子の研究開発・製造販売、製造技術供与・技術サポート
  • Webサイト:https://pxpco.jp/

本記事は東京ガスの発表をもとに作成しました。

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