アノニギワヰが市川で飲食店サブスクNONDEを始動へ 加盟店募集を開始
株式会社アノニギワヰは、月額制の飲食店サブスクリプションサービス「NONDE(ノンデ)」を市川エリアで始動します。地元の居酒屋で毎日ドリンクを楽しめる仕組みを通じて「居酒屋の地産地消」を目指す取り組みで、2026年9月より加盟店の募集を開始しました。
市川市は都心から約20kmに位置し、令和2年の国勢調査によると夜間人口約49.7万人に対して昼間人口は約40.1万人となっています。15歳以上の通勤・通学者の半数以上が市外へ移動するなど東京のベッドタウンとしての側面があり、仕事帰りの飲食機会などが市外へ流れやすい傾向があります。株式会社アノニギワヰが先行展開した埼玉県川口市での独自調査(在住・在勤・在学者 約200名、自社調べ)でも、市内でお酒を飲む人は18%にとどまりました。
一方で、農林水産省による令和6年度の食育に関する意識調査では、産地や生産者を意識して農林水産物・食品を選ぶ人が67.4%にのぼるなど、応援消費の意識は定着しつつあります。しかし、株式会社帝国データバンクの調査によると、2025年の飲食店の倒産は900件と過去最多を更新し、業態別では居酒屋(酒場・ビヤホール)が最も多く、2023年以降3年連続で高水準が続いています。原材料高や人手不足、少人数利用へのシフトが進むなか、店舗への来店動線の確保が課題となっています。

NONDEは、月額固定料金を支払うことで対象エリアの加盟店にて毎日ドリンクを楽しめるサービスです。単なる割引ではなく、ドリンク提供をきっかけに来店を促し、料理の注文や追加のドリンク、再来店につなげることで地域内の消費循環を後押しする仕組みとなっています。
利用者向けの特徴は以下の通りです。

- 月額990円で、加盟店にて1日2杯まで無料
- インストール不要のWEBサービスで、ブラウザから利用可能
- 複数店舗の「はしご」利用に対応
加盟店の登録条件と今後の展望
加盟店側は、初期費用や月額維持費が0円となっており、発生するコストは提供したドリンクの原価のみとなります。対象ドリンク、提供する曜日や時間帯、食事注文の要否などの利用条件は各店舗が自由に設定できます。対象は市川市および周辺エリアの居酒屋・飲食店で、専用のウェブフォームから登録を受け付けています。
同社は、地域住民が行きつけの店を巻き込むような草の根の広がりを歓迎しており、まずは市川エリアでネットワークを構築した上で「居酒屋の地産地消」という文化を広げていく方針です。
株式会社アノニギワヰの概要
- 社名:株式会社アノニギワヰ
- 所在地:千葉県市川市南八幡4-2-5 いちかわ情報プラザ203号
- 設立:2021年7月1日
- 資本金:100万円
- 代表者:代表取締役社長 山岡 優斗
- 事業内容:事業承継サービスの運営、イベント・コンテンツ企画、広報・PR支援業務
本記事は株式会社アノニギワヰの発表をもとに作成。市川市、農林水産省、消費者庁、株式会社帝国データバンクの公表資料を参照しています。
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