エマルションフローテクノロジーズと伊HYSYTECHがPFAS処理事業で協業
株式会社エマルションフローテクノロジーズは、イタリアのエンジニアリング企業であるHYSYTECH S.r.l.と、PFAS処理事業におけるエンジニアリングおよびマーケティング面での協業に関する基本合意書(MOU)を締結しました。独自のエマルションフロー技術を活用したPFASの除去・濃縮ソリューションについて欧州での顧客対応力を強化し、実証から商用化までのプロセス加速を図ります。HYSYTECH S.r.l.は、自社のエンジニアリング機能などと組み合わせることでPFAS処理分野を中心とした新たな事業機会の創出を目指すとしています。
欧州現地での実証・エンジニアリング機能を強化


エンジニアリング面では、エマルションフローテクノロジーズのエマルションフロー技術と、HYSYTECH S.r.l.が持つシステムインテグレーションおよびEPC(設計・調達・建設・試運転)機能を組み合わせます。欧州におけるPFAS処理案件への対応力強化の一環として、HYSYTECH S.r.l.の拠点を活用したパイロット試験やオンサイト実証機能の整備を進める計画です。
これにより、欧州の顧客から提供される排水などを用いた初期プロセス評価をはじめ、顧客サイトでの実証から商用設備の導入までを一貫して支援できる体制を構築します。現地での試験や実証機能の提供を通じて顧客ニーズへの対応スピードを高め、欧州におけるPFAS処理事業の事業化と収益化を加速させる方針です。
欧州ネットワークを活用した共同マーケティングを展開
マーケティング面では、両社による展示会やカンファレンスへの共同参加、顧客への共同提案のほか、HYSYTECH S.r.l.が欧州に持つ顧客・事業ネットワークを活用した案件開拓を推進します。
エマルションフローテクノロジーズは連携を通じ、エマルションフロー技術によるPFASの除去・高濃縮の価値を欧州市場へ展開し、既存の水処理技術やPFAS分解技術等と組み合わせたソリューションの提供を進める考えです。また、HYSYTECH S.r.l.にとっても新たな技術ポートフォリオが加わることで提案領域が広がり、新規ビジネスの創出につながることが期待されています。
国際展示会「ECOMONDO 2026」で共同展示を実施
協業の具体的な取り組みの第一弾として、エマルションフローテクノロジーズはイタリア・リミニで開催されている国際展示会「ECOMONDO 2026」において、HYSYTECH S.r.l.と共同でPFAS処理ソリューションを紹介しています。
ECOMONDOは水・排水処理や資源循環、環境技術などを扱う欧州・地中海地域の主要な展示会の一つで、エマルションフローテクノロジーズはHYSYTECH S.r.l.のブース内に出展しています。
展示会の概要は以下の通りです。
- 展示会名:ECOMONDO 2026
- 会期:2026年11月3日(火)~11月6日(金)
- 開催地:Rimini Expo Centre(イタリア・リミニ)
- 出展場所:Hall D5 / Stand 212-313(HYSYTECH S.r.l. ブース内)
- 公式サイト:Ecomondo 2026
発表各社の概要
株式会社エマルションフローテクノロジーズは、代表取締役社長を鈴木裕士が務め、茨城県那珂郡東海村白方7-5に本社を、東京都中央区日本橋兜町18-5 シーラックグループ日本橋兜町ビル3Fに東京オフィスを構えています。エマルションフロー技術を基盤とした分離・精製技術の社会実装を進めており、PFAS分野では短鎖・超短鎖を含む幅広いPFASの除去・濃縮技術の開発および事業化を手掛けています。
一方のHYSYTECH S.r.l.はイタリア・トリノ県に本社を置き、プロセスエンジニアリングやシステムインテグレーション、プラント設計・製作などを手掛ける企業です。環境・エネルギー・プロセス分野において、各種技術を組み合わせたシステムやプラントの開発・事業化を行っています。
本記事は株式会社エマルションフローテクノロジーズの発表をもとに作成しました。
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