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360度フィードバックの目的、次世代リーダー早期発掘が最多 シーベース調査

株式会社シーベースは、企業における360度フィードバック(360度評価・多面評価)の導入や活用状況を把握するための調査を実施し、「データでわかる!360度フィードバック導入・活用状況」2026年版として結果をまとめた。本調査は2022年から毎年実施されており、今回で5回目となる。調査結果からは、従来の人材育成や評価制度での活用に加え、将来のリーダー候補を把握して戦略的な人材活用へつなげる用途の広がりが示された。

次世代リーダーの発掘・選抜が活用目的の最多に

360度フィードバックを導入している企業の人事担当者に対し活用目的を尋ねたところ、最も多かった回答は「管理職候補・次世代リーダーの早期発掘・選抜」の37.8%だった。次いで「タレントマネジメント」が36.3%、「人材開発」が35.6%、「人事評価・目標管理」が34.1%と続いている。

特に「タレントマネジメント」を目的として挙げた割合は、2024年の21.2%、2025年の31.8%、2026年の36.3%と推移しており、2年間で15.1ポイント上昇した。複数の立場からのフィードバックを通じて次世代リーダー候補を把握し、育成や配置、登用につなげる一連の用途へ活用が進んでいることがうかがえる。

人事担当者の約7割が満足と回答

360度フィードバックを導入している企業の人事担当者のうち、68.1%が「とても満足している~やや満足している」と回答し、前年から3.7ポイント上昇した。満足している点としては「社員一人ひとりの気づき」が最多となり、モチベーションやハラスメント抑制、管理職育成、人事評価、次世代リーダー発掘、配置・登用といった幅広い項目が挙がっている。

また、360度フィードバックによって「自分の強みを再認識できる」と答えた従業員は47.1%で、前年から6.0ポイント上昇した。「自分の改善点に気づける」という回答は48.3%だった。

実施後の支援がある層で高まる実施意義

従業員側に実施の意義を尋ねたところ、評価する側である回答者では58.7%、評価される側である対象者では56.7%が意義を感じていると回答した。

この割合は運用体制によって差が見られ、回答者において「アクションプラン策定」がある層では86.6%、「定期的な面談・コーチング」がある層では85.3%となった。対象者においてもそれぞれ83.3%、79.6%と高い水準を示している。結果を通知するだけでなく、振り返りや行動に向けた継続的な支援を行う層ほど実施意義を実感しやすい傾向がみられた。

株式会社シーベース代表取締役社長の深井幹雄は、360度フィードバックについて、人材を育てるだけでなく見いだし活かすためのデータへ用途が広がっているとしたうえで、本人の気づきと成長を支援しながら人材の発掘や配置につなげる仕組みとして活用することが重要であるとしている。

調査および発表元の概要

本調査の概要および発表元の情報は以下の通り。

  • 調査手法:インターネットリサーチ
  • 都道府県:全国
  • 実施期間:2026年8月
  • スクリーニング調査対象者:全国、男女20歳以上、企業の社員・経営者(人事調査のみ請負社員も対象)
  • 調査対象者・サンプル数:①社員調査1,000:360度評価(多面評価)を会社が導入、回答者or対象者、②人事調査300:経営/人事業務関与 & 組織開発/人材開発/人事評価業務関与 & サービス導入等に関与
  • 企業名:株式会社シーベース
  • 代表取締役社長 CEO:深井幹雄
  • 本社所在地:〒160−0022 東京都新宿区新宿2−8−8 ヒューリック新宿御苑ビル7F
  • 事業内容:360度評価システム「CBASE 360°」の提供、HRタレントマネジメントクラウドサービスの提供、HRサーベイクラウドサービスの提供、各種サーベイクラウドサービスの提供、人材および組織開発サービスの提供
株式会社シーベース

本記事は株式会社シーベースの発表をもとに作成。

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