AIGAとJTSA、AI生成コンテンツの安全性研究会の報告シンポジウムを12月開催へ
一般社団法人AIガバナンス協会と一般社団法人トラスト&セーフティ協会は、共同で運営する「AI生成コンテンツの安全性研究会」の報告シンポジウムを2026年12月11日(金)にオンラインで開催します。
本シンポジウムでは、研究会の議論をまとめた報告書の内容を紹介し、委員によるディスカッションを実施します。参加費は無料で、誰でも参加が可能です。
研究会設立の背景とこれまでの取り組み
生成AIの急速な普及により高品質な画像・音声・動画の生成が容易になった一方、AIによるなりすましや詐欺、性的ディープフェイク、選挙における世論操作など、AI生成コンテンツが関わる被害が国内外で深刻化しています。
こうした課題に対応するため、東京都中央区に本部を置き大柴行人、生田目雅史、羽深宏樹が代表理事を務める一般社団法人AIガバナンス協会(AIGA)と、東京都渋谷区に所在し金谷武明が代表理事を務める一般社団法人トラスト&セーフティ協会(JTSA)は、2026年6月に本研究会を共同で設立しました。研究会には、有識者である委員に加えAI事業者やプラットフォーム事業者などの会員企業が参加し、コンテンツの「生成から流通、そして被害防止まで」を一体的に議論してきました。
報告シンポジウムで取り上げる主な論点
シンポジウムでは、AIによるなりすまし・詐欺コンテンツ、性的ディープフェイク、政治的ディープフェイクなどの「偽・誤情報」の問題を主な対象とし、2つの視点から議論が行われます。
1つ目は「権利・利益への影響の視点:違法・有害性の線引きと法的対応」です。AIで生成されたこととコンテンツの違法・有害性は必ずしも同一ではないとし、内容や利用目的、文脈、被害を踏まえた判断基準を検討します。現行法の適用が基本となる詐欺や選挙介入、著作権侵害に加え、実在人物の声の無断利用など現行法上の位置づけが明確でない領域も取り上げます。
2つ目は「バリューチェーン上の役割分担の視点:技術的対策の現在地と関係主体の連携」です。自動検知やウォーターマーキングなどの技術的対策の有効性と限界を検証するほか、AI開発・提供者、プラットフォーム事業者、生活者が担いうる役割と実務的な対策の組み合わせについて議論します。
開催概要と登壇者
「AI生成コンテンツの安全性研究会」報告シンポジウムの概要は以下の通りです。研究会の報告書は、本シンポジウム開催後に両協会のウェブサイトで公開される予定です。
- 名称:「AI生成コンテンツの安全性研究会」報告シンポジウム
- 日時:2026年12月11日(金)午前10:00〜12:00
- 形式:オンライン(Teamsを予定)
- 参加費:無料
- 申込方法:申込フォーム(https://peatix.com/event/5239329/)より受付
- 申込締切:2026年12月9日(水)まで
- 主催:一般社団法人AIガバナンス協会、一般社団法人トラスト&セーフティ協会
- 後援:一般社団法人人工知能学会
当日は、座長を務める成原慧(九州大学 法学研究院准教授)のほか、上田正基(神奈川大学 法学部 法律学科 教授)、大岩寛(国立研究開発法人産業技術総合研究所 インテリジェントプラットフォーム研究部門 研究部門付)、酒井麻千子(東京大学 大学院情報学環 准教授)、笹原和俊(東京科学大学 環境・社会理工学院 イノベーション科学系 教授)、野口祐子(弁護士、東京大学 法・政治デザインセンター 客員教授)、水谷瑛嗣郎(慶應義塾大学 メディア・コミュニケーション研究所 准教授)のうち、当日参加可能な委員が登壇します。
主催団体の概要
一般社団法人AIガバナンス協会
- 任意団体設立日:2023年10月26日
- 一般社団法人設立日:2024年10月1日
- サイトURL:https://www.ai-governance.jp/
一般社団法人トラスト&セーフティ協会
- 設立:2025年1月
- 公式サイト:https://www.trustsafety.or.jp/
本記事は一般社団法人AIガバナンス協会、一般社団法人トラスト&セーフティ協会の発表をもとに作成しました。
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