セーフィーら、Rapid SOS活用の緊急通報実証実験を渋谷区桜丘町周辺で実施
セーフィー株式会社は、緊急時における対応力の高度化に向けた取り組みの一環として、東京消防庁の協力のもと、渋谷区桜丘町周辺で実証実験を実施しました。株式会社NTTデータや東急セキュリティ株式会社らと共同で行われたもので、緊急通報プラットフォーム「Rapid SOS」を活用しています。従来の音声による緊急通報と同時にスマートフォンの位置情報を取得し、通報地点周辺のクラウドカメラ映像を消防指令センターへリアルタイムに共有する仕組みをシミュレーション環境で検証しました。
実証実験の背景と目的

現在の119番通報などの緊急通報は音声が主体であり、通報者の動揺や現場の混乱によって正確な状況把握や場所の特定に時間を要する事例が存在します。
セーフィーは、防犯や現場DXなどで活用されてきたクラウドカメラの映像データを防災・減災へ寄与させる目的で参画しました。RapidSOS社が公開している公式ファクトシートによると米国で人口の約99%をカバーする標準的な緊急通報プラットフォーム「Rapid SOS」と、テクノ・システム・リサーチ社調べ「ネットワークカメラのクラウド録画サービス市場調査(2025)」のエンジン別カメラ登録台数ベースでシェア54.3%を持つセーフィーのクラウド映像を組み合わせる試みです。有事の際に現場を即座に可視化し、東京消防庁や東急セキュリティによる救急・消防活動を支援する基盤の構築を目指しています。
渋谷区桜丘町周辺での実施内容と各社の役割

実証実験は、人流が多く大規模なエリアマネジメントが求められる渋谷区 桜丘町周辺で行われました。119番の緊急通報が発生した際、通報者の位置情報に基づき、周辺に設置されたクラウドカメラの映像データを「Rapid SOS」経由で消防指令センターへリアルタイムに配信・確認できる仕組みが検証されました。
参加した各組織の役割は以下の通りです。
- セーフィー:現場の状況をリアルタイムに捉えるクラウドカメラ映像プラットフォームの提供および連携検証の推進
- NTTデータ:プラットフォーム全体の検討・推進
- 東急セキュリティ:警備会社の立場からの参加、緊急時における位置情報と映像データの連携活用に関する検証協力
- 東京消防庁:緊急通報時における位置情報・周辺映像の確認に関する検証協力
将来に向けた展望
この取り組みは、事前にユーザが連携・共有の許可をした場合に限り、エンドユーザからの緊急通報時に自動で消防などが利用する緊急通報プラットフォームへ現場周辺の映像が共有される仕組みとなります。

セーフィーは、映像データによる現場DXに加え、AIや外部プラットフォームを組み合わせて現場の判断や対応を自律化・最適化する「現場AX(AI Transformation)」を推進しています。将来的にはセンサーを用いた自動検知や、施設管理者・管理センターへの通知、適切な消防への通報などを可能とし、安心安全な世の中づくりに寄与する映像プラットフォームを目指すとしています。
東京都品川区に本社を置くセーフィー株式会社(代表取締役社長CEO:佐渡島 隆平)の概要は以下の通りです。
- 所在地:東京都品川区西品川1-1-1 住友不動産大崎ガーデンタワー
- 設立:2014年10月
- 代表者:佐渡島 隆平
- 事業内容:クラウド録画型映像プラットフォーム「Safie」の開発・運営および関連サービスの提供
本記事はセーフィー株式会社の発表をもとに作成しました。
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