Lister、非鉄金属資源循環の関連企業データベースの提供を開始
製造業向け産業データベースの開発を手がける株式会社Listerは、政府が重点投資を進める「戦略17分野」を対象とした企業データベースシリーズの一環として、「戦略17分野『非鉄金属資源循環』関連企業データベース」の正式提供を開始しました。
同データベースは、非鉄金属の回収・選別・再生を行う企業に加え、設備や部材、分析、工事、保守などを提供する企業を網羅したものです。各社の製品・サービスと、それらが対応する需要が整理されています。
回収・再生から周辺設備や部材までを幅広く網羅
本データベースが対象とする金属は、アルミ、銅・銅合金、亜鉛・鉛・スズ、蓄電池由来金属、貴金属、磁石由来レアアースです。回収や前処理から再生材料の供給までの工程だけでなく、それらを支える設備や技術、部素材までを調査対象としています。
調査領域と主な対象は以下の通りです。
- 回収・前処理:回収・集荷、解体、剥線、切断など
- 選別・評価:混合物からの非鉄金属・合金の選別、選別原料の供給など
- 金属再生:アルミ、銅・銅合金、亜鉛、鉛、スズの再生、貴金属の回収など
- 電池循環:電池の安全処理、中間原料化、金属・材料の回収など
- 磁石循環:磁石の取り出し、レアアースの分離、再合金化など
- 再利用・循環運営:再生原料を用いた材料・製品化、回収網や循環の運営など
- 設備・技術支援:破砕・選別・製錬・回収設備、分析、工事、保守、品質情報管理など
- 構成部品・部素材:破砕刃、耐火物、ポンプ、配管、ろ材、装置構成品、薬剤など
各社の提供内容と対応需要を結び付け可視化

非鉄金属の資源循環では、回収・再生工程に加えて溶解炉や耐火物、解体・破砕用の刃物、分離用のポンプや薬剤、設備の保守など多様な産業が関わっています。
データベースでは、企業名や業種情報にとどまらず、対象金属、具体的な製品・サービス、事業上の役割、対応する需要が整理されています。これにより、再生事業者だけでなく、装置や部材を供給する企業や操業支援企業まで調査対象を広げることが可能です。
需要波及マップの公開と想定される活用場面
特設サイトでは、工程や機能を選ぶことで関連する設備・部材・サービスを確認できる「需要波及マップ」が公開されています。なお、このマップは同社が独自に工程・機能上の関係を整理したもので、個別企業間の取引関係や需要額を示すものではないとしています。
本データベースの活用場面として、メーカーや部品加工企業による営業先・用途の探索、回収・再生事業者による調達先・協業先の検討、事業開発部門による参入検討、金融機関や支援機関による企業連携支援、調査会社による市場調査などが想定されています。
なお、本データベースは戦略17分野の「マテリアル(重要鉱物・部素材)」に関連する非鉄金属の資源循環を対象としていますが、「非鉄金属資源循環」は同社独自のテーマ名であり、調査領域や需要分類は政府の公式分類や政策上の投資対象範囲と必ずしも一致するものではないとしています。
株式会社Listerの概要
株式会社Listerは、東京都港区に本社を置き、代表取締役を永良慶太氏が務める企業です。
- 会社名:株式会社Lister
- 所在地:東京都港区港南2-16-4 品川グランドセントラルタワー8F
- 事業内容:製造業領域に特化した産業データベースの開発
- 公式サイト:https://lister.jp/
- 特設サイトURL:https://lister.jp/nonferrous-demand-map/
本記事は株式会社Listerの発表をもとに作成されています。
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