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Space Food Lab.が嬉野の宇宙共創に参画 温泉文化と宇宙QOL研究を連携へ

株式会社Space Food Lab.は、佐賀県嬉野市の和多屋別荘が立ち上げた宇宙共創の取り組み「URESHINO SPACE LIVING LAB/USLL」に中核パートナーとして参画することを発表しました。

同取り組みの第1弾として、宇宙生活に欠けがちな副交感神経に着目し、嬉野の温泉や養生、お茶の文化と宇宙QOL(Quality of Life)研究を結ぶ「宇宙QOL×ロンジェビティ(健康寿命延伸)」の共創および実証を開始します。和多屋別荘の食やおもてなし、入居企業との連携のもとで検証を進める方針です。

副交感神経に着目した「宇宙QOL」と地上への還元

2030年代に一般の人々が宇宙を利用する時代が見込まれる中、宇宙で健康かつ快適に暮らすための宇宙QOL研究への関心が高まっています。和多屋別荘内には、早稲田大学 野中朋美教授を研究代表とするJAXA宇宙戦略基金事業「SX-CRANE」による早稲田大学 野中研究室の「佐賀共創拠点(仮称)」が2026年10月に設けられることが発表されています。

従来の宇宙開発は、過酷な環境を乗り越える交感神経の働きに重心が置かれてきましたが、長期滞在を見据えると、緊張をほどき心身を回復させる副交感神経のマネジメントが欠かせないとされています。この心身の回復を設計するアプローチは、宇宙生活だけでなく、地上における健康寿命の延伸にも通じるものと位置づけられています。

嬉野の地域文化を活かした第1弾実証

嬉野には1300年続く温泉や500年のうれしの茶、400年の肥前吉田焼といった歴史があり、温泉ソムリエ資格を持つ薬剤師が常駐する旅館内薬店での養生体験や薬膳など、心身を豊かに保つ文化が存在しています。

第1弾となる「宇宙QOL×ロンジェビティ」では、以下の連携を通じて、宇宙生活と地上の双方で通用する回復や健康寿命の体験・プログラムを検証します。

  • 薬剤師が常駐する旅館内薬店の養生・薬膳、うれしの茶の取り組みなどを行う入居企業との連携
  • 温泉・食事・滞在そのものを回復の体験として編集する和多屋別荘の食・おもてなし全体との連携
  • 早稲田大学 野中研究室の宇宙QOL研究(人間中心アプローチ)と知見を行き来させるアカデミアとの接続

URESHINO SPACE LIVING LAB/USLLでの役割

和多屋別荘は、株式会社イノベーションパートナーズと共同運営するインキュベーション拠点「OIC(Onsen Incubation Center)」を起点に、地域OSを実装・更新するための共創基盤「嬉野リビングラボ(URESHINO LIVING LAB/ULL)」を展開してきました。

約2万坪の敷地に宇宙というテーマを加えた「URESHINO SPACE LIVING LAB/USLL」において、株式会社Space Food Lab.は技術や資源を生活者視点のコンテンツへ変換する役割を担います。株式会社Space Food Lab.の取締役である浅野高光氏は、変わらない人の起点からコンテンツを翻訳し直すことが役割であるとし、嬉野に根づく文化と宇宙で健康に暮らす研究を結び、リビングラボで確かめていくと述べています。

今後の展開

今後は、URESHINO SPACE LIVING LAB/USLLの一員として宇宙×健康・食をテーマにした連続プログラムの企画や入門セッションを継続する予定です。また、第1弾の実証知見を宇宙食や衣食住、健康分野の新規事業創出へ接続するほか、久留米など他地域の取り組みとも連携し、モデルの横展開を図るとしています。

会社概要

  • 会社名:株式会社Space Food Lab.
  • 代表者:代表取締役 北島大器
  • 所在地:福岡県久留米市百年公園1番1号
  • 事業内容:宇宙関連事業の立上げ支援、宇宙港・宇宙関連産業を活用した地域経済活性化支援・プロデュース、「究極の食」ビジネス共創
  • URL:https://spacefoodlab.space/

本記事は株式会社Space Food Lab.の発表(読売新聞2026年10月31日ほか報道への言及を含む)をもとに作成しました。

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