ピエクレックスと戸田建設、GREEN×EXPO 2027に都市型堆肥舎を展開へ
株式会社ピエクレックスと戸田建設株式会社は、GREEN×EXPO 2027における「Team P-FACTS」の「着るグリーンテック」社会実証プロジェクトの一環として、都市型堆肥舎「メグルノキ」を共同で展開します。
「メグルノキ」はアパレル資源循環の実証拠点となる施設で、公式ユニフォームの製造時に発生する端材などの生分解性の生地を活用し、衣服を堆肥化プロセスで分解して自然に還す取り組みを会場内で実践および可視化します。ピエクレックスが推進する循環インフラ「P-FACTS」と、戸田建設の空間づくり技術や都市空間への実装力を組み合わせ、都市空間における新たな資源循環モデルの可能性を発信していく構想です。
「メグルノキ」は、アパレルが自然に還る循環を会場内で見える形にする都市型の資源循環実証ラボとして位置づけられています。名称には、堆肥化プロセスによって衣服が分解される循環に加え、木材や実証装置が会場や会期後の新たな場所へと巡っていくという意味が込められています。また「ノキ」は日陰や軒をつくる建築の形状と、木造にこだわった空間であることを示しています。

施設内では、都市空間や公園景観に調和する木造空間の中で、堆肥化装置の設置や公式ユニフォームの展示などが予定されています。
実証拠点では、主に以下の3つの取り組みが計画されています。
- 公式ユニフォームの端材等を活用したアパレルを自然に還す実証
GREEN×EXPO 2027のボランティア・アテンダントスタッフ公式ユニフォーム製造時に発生する端材などの生分解性生地を用い、アパレルを自然に還すプロセスを会場内で実証します。
- 資源循環を体感できる都市型堆肥舎の創出
戸田建設の空間づくり技術を活かし、都市空間や公園景観との調和、来場者の見やすさ、建屋自体のサステナビリティを考慮した木造空間を計画しています。
- 来場者が循環を学ぶ展示・体験
堆肥化装置の稼働状況や公式ユニフォームの展示、プロセスの紹介を通じて、衣服が自然に還るまでの過程を学べる体験コンテンツを提供します。
両社の役割と関係者コメント
Team P-FACTS代表構成員であるピエクレックス(本社:滋賀県野洲市、代表取締役社長:玉倉大次)は、循環インフラ「P-FACTS」に基づくアパレル資源循環の設計や実証、循環価値の発信を担います。同社代表取締役社長の玉倉大次は、「今回、戸田建設とともに「メグルノキ」を展開することで、GREEN×EXPO 2027における「着るグリーンテック」社会実証プロジェクトを、来場者の皆さまに見える形でお伝えしてまいります」とコメントしています。
一方、Team P-FACTS構成員の戸田建設(本社:東京都中央区、代表取締役社長:大谷清介)は、都市型堆肥舎「メグルノキ」を通じて資源循環を都市空間に実装する役割を担当します。同社代表取締役社長の大谷清介は、「この「メグルノキ」を通じて、来場者の皆さまが明日の社会のあり方を考えるきっかけとなることを期待しています」としています。

Team P-FACTSの社会実証と循環インフラ
ピエクレックスが代表構成員を務める「Team P-FACTS」は、2025年10月にプロジェクト協賛プラチナパートナーとしての参画を発表しました。2026年3月には、1万人以上のボランティア・アテンダントスタッフが着用する公式ユニフォームのデザインを発表したほか、戸田建設を含む6社の構成員参画を発表しています。


基盤となる循環インフラ「P-FACTS(PIECLEX FAbrics Composting Technology Solution)」は、植物由来の繊維製品を回収・堆肥化して自然に還す仕組みで、対応製品には「P-FACTS認証マーク」が付与されます。

なお、ピエクレックスは村田製作所の100%子会社(村田製作所と帝人フロンティアの共同出資により設立)で、電気の繊維「ピエクレックス」の開発や循環インフラの社会実装を手がけています。
本記事は株式会社ピエクレックスおよび戸田建設株式会社の発表をもとに作成されています。
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