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いちご札幌創成第一・第二ビルがCASBEE不動産評価認証で最高評価Sランクを取得

いちごが保有するオフィスビル「いちご札幌創成第一・第二ビル」が、建築物の環境性能を評価し格付けする「CASBEE」不動産評価認証において、最高評価となる「Sランク」を取得した。

今回の認証取得により、同社が保有するCASBEE認証済み物件は合計で6物件となり、そのうち3物件が最高評価のSランクを取得している。

交通利便性や環境配慮の運営体制が高評価

今回の評価では、交通利便性が高く公共交通機関の利用を促進している点や、清掃管理業務と衛生管理業務の維持管理において環境配慮の充実した取り組みを行っている点が挙げられた。

また、自然災害リスクが低い点に加え、地域の植生や種の多様性に配慮して生物資源の管理と利用を行い、生物多様性の向上に努めている点も評価された。事務所内の環境については、自然採光率および自然換気率が高く、在室者の快適性が高められているとされた。さらに、管理会社と連携して年度ごとに省エネ目標の設定や実績検証を実施し、省エネに向けた運営管理体制を構築して共同で改善を実施している点も評価項目に含まれている。

物件の概要

対象物件の概要は以下の通り。

  • 所在地: 北海道札幌市中央区北一条東二丁目5番地2
  • 延床面積: 10,112.82m2
  • 構造/階数: SRC / RC造 8F
  • 建築時期: 1988年8月11日

CASBEE不動産評価認証の仕組み

CASBEEは、建築物の環境性能を評価し格付するシステムであり、省エネルギーや省資源、リサイクル性能などの環境負荷低減の側面に加え、景観への配慮などを含めた総合的な性能を測定する。

CASBEE不動産評価認証は、環境に配慮された建物が不動産価値に与える影響の度合いを測定する評価制度となっている。竣工後1年以上経過した既存建築物を対象としており、建物の環境性能に関する複数の項目を点数化し、総合評価としてS・A・B+・Bの4段階でランク付けが行われる。

いちごは、自社の不動産技術とノウハウを活用して一つ一つの不動産に心を込めた価値向上を図り、現存不動産に新しい価値を創造して日本における「100年不動産」の実現を目指す「心築(しんちく)」事業や、クリーンエネルギー事業を通じた再生可能エネルギーの創出と温室効果ガスの削減など、本業を通じた環境負荷低減を推進している。

事業活動で消費する電力を100%再生可能エネルギーとすることを目指す国際的イニシアティブ「RE100」にも加盟しており、再生可能エネルギーへの切り替え率100%を達成したことで、RE100事務局のCDPから認定を取得した。さらに、環境情報開示に取り組む国際的な非営利団体CDPによる質問書の「気候変動」および「ウォーター」の2分野において、最高評価となる「Aリスト企業」に2年連続で選定されている。

同社は環境課題への取り組みについて、長期的成長と事業継続基盤の強化に寄与するものと考えており、引き続き脱炭素社会に向けた取り組みを推進し、サステナブルな社会実現への貢献を果たしていくとしている。保有物件におけるその他の環境認証については、同社ウェブサイト(https://www.ichigo.gr.jp/esg/initiatives/certifications.html)に掲載されている。

本記事はいちごの発表をもとに作成。

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