野村HDの全役職員向けAI人材育成プログラム、リンクアンドモチベーションらが支援
株式会社リンクアンドモチベーションは、株式会社松尾研究所および株式会社リンクアカデミーと連携し、野村ホールディングス株式会社が野村グループの役職員を対象に実施するAI人材育成プログラム「AI Academy」の支援を開始しました。
本取り組みは、松尾研究所のAI知見、リンクアンドモチベーションの組織変革ノウハウ、リンクアカデミーの伴走型人材育成支援を融合させたものです。AIを活用できる人材の育成から組織への定着までを一体的に支援し、業務変革や組織変革の後押しを図ります。
協業と支援開始の背景
生成AIの急速な進化に伴い、多くの企業でAI活用の検討が進められる一方、事業や業務変革につなげるための人材育成や組織変革が課題となっています。特に金融業界においては、高度な専門性や厳格なガバナンスが求められる中で、AI技術を適切に活用しながら業務変革を推進できる人材の育成が重要なテーマとされています。
こうした状況を受け、リンクアンドモチベーションは2025年9月に松尾研究所と相互協力に関する基本合意を締結しました。今回の取り組みは、AI技術と組織変革を融合した新たな価値創出を目指す協業の具体的な施策として開始されたものです。
「AI Academy」は、野村グループが同グループ役職員を対象に企画・実施するプログラムです。シニアリーダー向けの選抜制プログラムと、野村グループ全役職員を対象とした手挙げ制のオープンカリキュラムを展開し、14プログラムを提供します。実施期間は2026年5月から2027年3月までとなっています。
階層別のプログラム概要は以下の通りです。
- シニアリーダー向け:AI時代における意思決定や組織変革をテーマに設定。「AIリーダープログラム」では事業・組織・人材戦略の変化を理解し、変革を推進するリーダーとして必要な視座と判断力を養います。また、SMD向けにはAIの可能性と限界を体感し、業務への適用可能性や変革の方向性を議論する「AIトップガンワークショップ」を実施します。
- AI推進者向け:AI活用テーマの設定、業務プロセスの可視化、ROI設計、要件定義、定着化施策などを体系的に学び、自社における変革プロジェクトを推進する力を養います。
- 技術者向け:生成AIや大規模言語モデル(LLM)、小規模言語モデル(SLM)、LangChain、LlamaIndex、AIエージェントなどの最新技術をテーマとした講座を提供し、実際の業務へ適用するための設計力や実装力の向上を目指します。
受講者からは、断片的な知識の体系的な整理に役立ったという声や、業務プロセスの改善から着手したいといった意見、実践的な内容への評価などが寄せられています。
関係者のコメント
野村グループ人材開発部の担当者は、本年4月に「AI Academy」を開講したことに触れ、「AI活用を一部の専門部署に限定せず、役職員一人ひとりが正しく理解し、それぞれの業務で活用することが重要と考え、経営層から全役職員まで、各自の役割に応じた学習機会を提供しています」と述べています。
また、松尾研究所の担当者は、AIを事業の成果に結びつけることの重要性を指摘し、技術だけでなく業務や事業の視点をプログラムに込めていると説明しています。
参加企業の概要
- 代表取締役:川上 登福
- 所在地:東京都文京区本郷4丁目1-4 10F
- 設立:2020年2月
- 事業内容:AIソリューションの開発事業、AI教育事業
- URL:https://matsuo-institute.com/
株式会社リンクアンドモチベーション
- 代表取締役会長:小笹 芳央
- 本社:東京都中央区銀座4-12-15 歌舞伎座タワー15階
- 創業:2000年4月
- 資本金:13億8,061万円
- 証券コード:2170(東証プライム)
- 事業内容:組織開発Division(コンサル・クラウド事業、IR支援事業)、個人開発Division(キャリアスクール事業、学習塾事業)、マッチングDivision(ALT配置事業、人材紹介事業)、ベンチャー・インキュベーション
本記事は株式会社リンクアンドモチベーションの発表をもとに作成されています。
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